ロールスクリーンやブラインドの抗ウイルス抗菌加工ラインアップ拡充:製品動向
立川ブラインド工業は、 ロールスクリーン「ラルクシールド」やタテ型ブラインド「バーチカルブラインド」に展開している抗ウイルス・抗菌加工生地を拡充し、新たに2柄10アイテムをラインアップ、2022年10月3日より発売する。多様化する使用シーンに対応する。
立川ブラインド工業は、ロールスクリーン「ラルクシールド」やタテ型ブラインド「バーチカルブラインド」に展開している抗ウイルス・抗菌加工生地を拡充し、新たに2柄10アイテムをラインアップし、2022年10月3日より発売する。
コロナ禍以降、抗ウイルス加工製品に対する需要が拡大し、ホームユースはもちろん、非住宅市場においても衛生面への意識が高まっていた。今回、ラルクシールドやバーチカルブラインドで展開する生地「ライフ」と「エブリ遮光」に抗ウイルス・抗菌加工を施した、「ライフ抗ウイルス」と「エブリ遮光抗ウイルス」を、新規ラインアップした。
また、両生地は、ロールスクリーンで幅3メートルまで製作できる広幅対応生地とし、事務所やホテル、医療・教育施設などの大開口窓など、多様化する使用シーンに対応した提案をしていくという。
「すっきりとした質感でインテリアに馴染む」というライフ抗ウイルスは、ライフで人気だったホワイト、グレー、ベージュ系に、飲食店などの店舗からの要望が多かったという濃いブラウンを加えた。
「ざっくりとした質感」が人気であるという遮光生地のエブリ遮光抗ウイルスは、エブリ遮光の中でもホテルや介護施設において需要が高かったというホワイト、グレー、ベージュ系の生地に、パープル、ブルー、グリーンの3色を追加した。新色は、空間に求められる「癒し」や「清潔感」、「リラックス効果」といった心身の癒しにつながる色ということでラインアップしている。
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