香川県丸亀市で延べ1.4万m2の物流施設が着工、大和物流:リテール&ロジスティクス
大和物流は、香川県丸亀市で計画を進めていた物流施設「(仮称)丸亀物流センター」が着工したことを公表した。
大和ハウスグループの大和物流は、香川県丸亀市で開発を進めていた物流施設「(仮称)丸亀物流センター」が着工したことを2022年5月11日に発表した。
JR四国予讃線「丸亀駅」から約2.1キロの場所に立地
開発地は、瀬戸中央自動車道「坂出北インターチェンジ(IC)」と「坂出IC」から約9キロの場所にあり、高松自動車道「善通寺IC」から約8キロのエリアに位置し、四国エリア全域に3時間30分以内でアクセスできるため、四国エリアの広域配送拠点として適している。
さらに、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋にも近く、本州へ車で45分圏内と、四国と本州をつなぐ物流の要衝を担う施設としても機能する他、JR四国予讃線「丸亀駅」から約2.1キロの地域に立地する。
丸亀物流センターは、全フロアの床荷重で1平方メートル当たり2トンを確保し、建築資材や飲料、紙といった重量物の保管にも対応。加えて、高床式と低床式のトラックバース形式を採用しており、さまざまな貨物の特性に合わせて効率的な入出庫作業を実現する。庫内の搬送設備では、貨物用エレベーター3基(4.6トン用1基、3.6トン用2基)と垂直搬送機1基(1.5トン用)を用意。
また、保管や流通加工機能も備える3PL※1拠点や四国エリアを商圏とする企業向けの中継・2次配送拠点として、幅広い物流ソリューションを展開する見込みだ。
※1 3PL:荷主企業に代わる第三者として、物流を設計・提案し、包括的に受託する事業形態。
丸亀物流センターの概要
丸亀物流センターは、S造地上2階建てで、延べ床面積は1万4478.60平方メートル。所在地は香川県丸亀市蓬莱町7番5で、敷地面積は1万2998.56平方メートル。設計・施工は大和ハウス工業が担当し、着工は2022年5月11日で、竣工は2023年3月31日を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 愛知県一宮市で延べ1.7万m2の物流施設が着工、大和物流
大和物流は、愛知県一宮市で、2022年5月末の竣工に向け、延べ床面積が1万7438.12平方メートルとなる物流施設「(仮称)一宮丹陽町物流センター」の開発を進めている。 - 横浜市で延べ9万m2超えの物流施設が着工、大和ハウス工業
大和ハウス工業は、神奈川県横浜市都筑区で、マルチテナント型物流施設「DPL新横浜II」の開発を進めている。今回開発する「DPL新横浜II」は、2020年7月に着工した「DPL新横浜I」の隣接地に位置している。 - 延べ2.4万m2の物流施設が京都府で着工、大和物流
大和物流が京都府久世郡久御山町で開発を進める物流施設「(仮称)久御山物流センターII」が2021年2月1日に着工した。久御山物流センターIIは、延べ床面積が2万4501.5平方メートルを誇る物流施設になる予定で、稼働後は分散された物流拠点を集約する役割も果たす見込みだ。 - 千葉県船橋市で延べ1.9万m2の物流施設が竣工、小田急不動産
小田急不動産は、千葉県船橋市浜町で開発を進めていた物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」が2022年2月28日に竣工したことを公表した。小田急不動産ロジスティクスセンター船橋は同社が開発した物流施設施設として2棟目となる。