三井不動産レジデンシャル初のホテルライセンス型サービスアパートメントが開業:プロジェクト(4/4 ページ)
三井不動産レジデンシャルは、「オークウッドホテルシリーズ」の国内13件目で、2021年に京都府京都市中京区で開業したホテル「オークウッドホテル京都御池」に続く、ホテルライセンス型サービスアパートメント「オークウッドホテル&アパートメント麻布」を東京都港区東麻布でオープンした。
オーブンレンジ、トースター、炊飯器も完備
1ベッドルームコーナースイートCタイプは、専有面積が54.1平方メートルで、リビング、バスルーム、キッチン、トイレ、バルコニー、ベッドルームを配置している。
3ベッドルームスーペリアIタイプは、リビング、バスルーム、キッチン、トイレ、バルコニー、3つのベッドルームから成り、全客室の中で、最も宿泊料が高い部屋となっている。
全客室には、設備として、家具、家電、スマートTV、ワークデスク、空気清浄加湿器、キッチン、冷蔵庫、食器清浄機、オーブンレンジ、トースター、炊飯器、コーヒーメーカー、食器、グラス、カトラリー、調理器具一式、洗濯乾燥機、アイロン、アイロン台、バスタブ付きバスルーム、高速インターネット(Wi-Fi・LAN)、セーフティーボックスを完備している。
各客室のアメニティーには、イタリアの自然派ブランド「コンフォートゾーン」が販売しているものを採用した。また、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、リサイクルできるアルミ缶を容器に採用したミネラルウォータと軸の周りを包んだペーパーボールペンを室内に設置している。
「オークウッドホテル&アパートメント麻布」の概要
オークウッドホテル&アパートメント麻布は、RC造地上9階建てで、延べ床面積は6325.14平方メートル。所在地は東京都港区東麻布3丁目10番5で、敷地面積は2006.06平方メートル。客室数は171室で、内訳は、スタジオタイプが146室、1ベッドタイプは22室、2ベッドタイプは2室、3ベッドタイプは1室。竣工は2021年7月31日で、営業開始は2022年1月14日。
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