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東急建設が“仮囲い”に現場での取り組みを示す「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」のアイコン掲出:導入事例
東急建設は、工事現場の仮囲いに、「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」の実現に向けた各現場での取り組みを示す合計33個のアイコンを選択して掲出する。
東急建設は2021年12月23日、建設現場での仮囲いの有効活用を目的に、同社が長期経営計画で掲げる3つの「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」の提供価値に関する取り組みをイメージ化した共通アイコンを制作し、建設現場の仮囲いへ掲示を開始した。
国内全ての仮囲いでアイコン掲出
共通アイコンは、2021年3月に公表した新たな企業ビジョン「VISION2030」を達成するための長期経営企画"To zero from zero."で、戦略の軸に据えている3つの提供価値の取り組みを細かく具体化し、一目で分かるデザインとしている。
「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」の取り組みは対外的なアピール項目として、建設現場に応じて自由に選択できるように細分化し、アイドリングストップや伐採した木材利用、災害時に電源提供など、第一弾で33項目を制作。アピール項目は仮囲いに貼り付けるシールタイプで、今後、項目が追加するごとに掲示するシールを増やすことができる。シール自体は、廃棄物ゼロを意識し、使用後も他の現場で再利用できる再剥離タイプを採用している。
東急建設では、現在約250カ所の建設現場が稼働しており、原則は国内全ての仮囲いに順次アイコン掲示を行う。従業員や関係者だけでなく、近隣の人々や通行する人たちを含め、全ステークホルダーに広くコミットすることで、3つの提供価値の早期実現に向けて一丸となって取り組むとしている。
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