検索
ニュース

Wi-Fi・机・ハンモックを設けた空間で渋谷を活性化、来街者の回遊性を高める実験産業動向(2/2 ページ)

渋谷未来デザインは、日建設計と協業し、東京都渋谷区の地域活性化と混雑緩和を目的とした実証実験を2021年11月10〜13日に行った。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

公道での走行に応じた電動キックボード

 LUUPは、Luupが東京都渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の一部で2020年5月25日に提供を開始した電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアサービスで、両モビリティは公道を走行するに当たりヘルメット着用の義務は無い。


東急百貨店本店前の「ポート」に駐車されたLuupの電動キックボード

 LUUPの利用方法は、まず、ユーザーが、両モビリティの配置場所「ポート」を見つけて、専用アプリで各モビリティのQRコードをスキャンすることで、モビリティのロックが解除され乗車できる。返却時には、目的地付近のポートにモビリティを戻し、専用アプリで駐車時の写真を撮影して、電子決済で支払いを完了する。利用料金は、初乗り10分当たり100円で、10分以降は1分あたり15円がかかる。専用アプリではポートの位置を把握することにも応じている。なお、SMILEでは、東急百貨店本店と渋谷ソラスタの前にポートを備えた。


「渋谷ソラスタ」前の「ポート」に駐車された電動アシスト自転車

 東急百貨店本店前の凸版印刷製のデジタルサイネージでは、ユーザーが、ボタン操作で、SMILEの内容や奥渋エリアのオススメスポット、東急バスの運行状況、ポートの場所を調べられるようにした他、搭載しているAIカメラで、デジタルサイネージを視認した通行人を見える化し、利用者数を確かめられるようにした。


東急百貨店本店前にSMILEで設置したデジタルサイネージ

東急百貨店本店前にSMILEで設置したデジタルサイネージのAIカメラ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る