大和ライフネクスト、従業員の健康と幸福をアプリで可視化する実証実験
大和ライフネクストとSocial Healthcare Designは、従業員のWell-beingを可視化する「Happiness Book」アプリを活用し、チームパフォーマンスとWell-being向上を目的とした実証実験を行う。
大和ライフネクストはSocial Healthcare Design(以下SHD社)と共同で、組織内のチームパフォーマンス向上と従業員のWell-being(健康と幸福)向上の実現を目的とした実証実験を行う。分譲マンション管理を担当する部門の約100人を対象に、9月から12月にかけて実施する。
同社は2019年に「大和ライフネクスト健康宣言」を制定。コロナ禍で従業員のリモートワーク化を進める。オンライン環境下での研修プログラムの導入や、中途入社者向けのフォローアップ面談制度といった施策を積み重ねてきた。
SHD社は、Well-beingを数値化しパーソナリティーを考慮して個別に動機付けまで行うシステムとして「Happiness Book」アプリを開発。今回、「両社の健康経営の在り方」が一致したとし、それぞれの持つノウハウを用いて同アプリを活用した実証実験を行う。
アプリ上で87問のアンケートに回答することにより、Well-beingの状態をココロ・カラダ・キズナの健康として可視化できる。従業員一人一人がこの可視化を通して、自分自身でWell-beingを高められるプログラムを開発していく。
また、パーソナリティー分析の活用による、従業員間の相互理解促進を通したチームパフォーマンス向上の検証を行う。ここでいう「パーソナリティー」とは、個人個人の特定の事柄に対する認知や感じ方の違いを統計的に測定したもので、SHD社では最新の脳科学に基づき、情動的な感じ方特性、認知における特性、意思決定における特性、行動における特性の分析している。この中で「認知」における特性に注目し、分析結果のチーム内共有や活用を視野に入れてワークショップを開催するという。
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