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分譲マンションの管理費がクレジットカードで支払い可能に:産業動向
大和ハウス工業、大和ライフネクスト、大和ハウスフィナンシャルは、分譲マンションの管理費などを6大国際ブランドのクレジットカードで決済できるサービスを2020年6月から開始する。
大和ハウス工業、大和ライフネクスト、大和ハウスフィナンシャルは2019年11月29日、分譲マンションの管理費などを6大国際ブランドであるVISA・Mastercard・JCB・AMEX・Diners・DISCOVERのクレジットカードで決済できるサービスを2020年6月より開始すると発表した。大和ハウス工業が2020年1月下旬に販売開始を予定している分譲マンション「プレミスト東銀座築地Arc Court/Edge Court」から本サービスを導入する。
本サービスは、大和ライフネクストが管理する分譲マンションで所有者などが管理組合に管理費などを支払いする際に、主要なクレジットカードでの支払いを可能とする。大和ハウスグループが運営する商業施設などにおけるキャッシュレス決済の清算実績を持つ大和ハウスファイナンシャルサービスが、クレジットカード決済から清算まで取りまとめる。
本サービスにより、クレジットカードのポイントがたまるだけでなく、海外居住で日本国内に口座がない顧客でも現在利用しているクレジットカードで支払い可能になるなどの利点がある。
これまで管理費などの支払いは、銀行口座振替や専用クレジットカードによる決済が一般的だった。今後3社は、大和ライフネクストが管理する都心の分譲マンションを中心に、本サービスを順次導入する予定だ。
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