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京都府久世郡久御山町で延べ2.2万m2の物流施設が竣工、三井物産都市開発:プロジェクト
三井物産都市開発は、京都府久世郡久御山町で計画を進めていた物流施設「久御山町物流センター」が竣工したことを公表した。今回の施設は、2021年3月1日にJP トールロジスティクスの一棟利用が決定している。
三井物産都市開発は、京都府久世郡久御山町で開発を進めていた物流施設「久御山町物流センター」が2021年2月28日に竣工したことを同年3月1日に発表した。
計画地は、大阪市中心部から約30キロの場所にあり、京都市中心部から約15キロのエリアに位置している。さらに、大阪・京都を縦断する第二京阪道路「久御山南インターチェンジ(IC)」から約0.5キロで、京滋バイパス「久御山淀IC」から約3キロと、消費地である京都府、滋賀県、大阪府へのアクセスが良好で、周辺地域配送と広域輸送に対応する。
建物は、1階を両面バースとして多くのトラック接車を可能とした3階建てで、早期にテナントが決定し、テナントの要望を設計に取り込んだ。
久御山町物流センターの概要
久御山町物流センターは、S造地上3階建てで、延べ床面積は2万2379.34平方メートル。所在地は京都府久世郡久御山町下津屋上ノ浜28番1他(地番)で、敷地面積は1万2934.20平方メートル。用途は物流倉庫(倉庫業を含む倉庫)で、用途地域は準工業地域。最寄り駅は近鉄京都線「大久保」駅から3キロ。監修はフクダ・アンド・パートナーズが担当し、設計施工は鴻池組が担い、着工は2020年2月1日。
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