ニュース
伊藤忠都市開発らが三重県桑名市で延べ9万m2の物流施設開発に着手:プロジェクト
伊藤忠都市開発と伊藤忠商事は、三重県桑名市で、土地所有者の矢作建設工業との間で用地取得の売買契約を締結し、物流施設「(仮称)アイミッションズパーク桑名」の開発に着手した。
伊藤忠都市開発と伊藤忠商事は、三重県桑名市で、物流施設「(仮称)アイミッションズパーク桑名」の開発に着手したことを2021年1月28日に発表した。
アイミッションズパーク桑名は、S造地上4階建てで、延べ床面積は9万378.25平方メートル。所在地は三重県桑名市多度町で、敷地面積は6万7873.24平方メートル。設計・施工は矢作建設工業が担当し、2022年4月に着工して、2023年5月に竣工する予定だ。
同施設は、全国でホームセンター事業を展開するカインズの専用物流施設となる見通し。カインズは、今回の施設を「西のマザーセンター」とし、中部エリアにある店舗への配送機能と、海外荷物の保管施設機能を整備する。さらにロボット設備の導入で、物流作業の自動化も検討している。
建設地は、桑名市が地理的優位性を生かした産業誘導ゾーンとして位置付けた多度地区南部エリアにあり、東名阪自動車道「桑名インターチェンジ(IC)」から約7.5キロの距離で、「桑名東IC」からは約7キロに位置し、全国への広域配送や名古屋中心地への輸送の拠点として期待されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ESRが三重県で延べ15万m2の物流施設「弥富木曽岬DC」着工、総投資額は約270億円
ESRが三重県桑名郡木曽岬町で開発を進める物流施設「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター」が起工した。総投資額は約270億円に上り、開業後には約1000人規模の雇用を創出し、地域経済への貢献が期待されている。また、建設期間中は、延べ10万人に及ぶ建設作業員の雇用を見込んでいる。 - 三菱地所と日本生命が相模原市で“延べ17.3万m2の物流施設”を計画、2022年に着工
三菱地所と日本生命は、神奈川県相模原市中央区淵野辺で、5階建て延べ床面積約17.3万平方メートルのマルチテナント型物流施設を2023年の完成に向けて計画を進めている。 - 延べ約6.4万m2の物流施設が海老名市で竣工、三菱地所
三菱地所は、神奈川県海老名市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「ロジクロス海老名」が竣工した。既に、大手物流会社と1棟丸ごとの賃貸借契約を締結している。 - 大和ハウス工業が沖縄で延べ12.3m2のマルチテナント型物流施設を開発
大和ハウス工業は、沖縄県豊見城市で、物流施設「DPL沖縄豊見城」と「DPL沖縄豊見城II」から成るマルチテナント型物流施設の開発に着手した。両施設の延べ床面積を合わせた総延べ床面積は、沖縄コンベンションセンター約6個分に当たる約12.3万平方メートル。 - 大和ハウス工業らが物流施設でAI映像解析ソリューションによる感染症対策の効果を実験
大和ハウス工業は、同社の物流施設で、マスク着用の有無に関する検知と注意喚起が行え、あらかじめ指定したエリア内の混雑度をリアルタイムに計測し可視化するAI映像解析ソリューション「COTOHA Takumi Eyes」の実証実験を開始した。実証実験の結果を踏まえ、一部のマルチテナント型物流施設にCOTOHA Takumi Eyesを標準で採用することを検討する。 - 日鉄興和不動産が延べ2.9万m2のマルチテナント型物流施設の開発に着手
日鉄興和不動産は、物流施設「LOGIFRONT」シリーズを展開しており、このほど兵庫県尼崎市で近畿圏第3弾となる物流施設「LOGIFRONT尼崎IV」の開発に着手した。LOGIFRONT尼崎IVは、テナントとして入居する家具什器メーカーのニーズに合わせて、マルチテナント型物流施設をカスタマイズするもので、1棟全てを専用の物流センターとする。