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三井不動産が新たに物流施設を7件開発、総延べ床面積は約390万m2にプロジェクト(3/3 ページ)

三井不動産はこのほど、新たに物流施設を7件開発することを発表した。新規開発施設7物件を含めた三井不動産の物流施設は、合計47物件で、総延べ床面積は約390万平方メートルに及び、累計投資額は約6100億円に達する。

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新規開発の物流施設は合計7件

 記者発表会の後半では、三木氏が、新規開発の物流施設として、「MFLP東名綾瀬」「(仮称)粕屋町物流施設計画」「MFLP弥富木曽岬」「MFLP新木場I」「MFLP新木場II」「MFLP平塚III」「MFLP海老名南」を紹介した。

 MFLP東名綾瀬は、地上4階建てで、延べ床面積は約5万8700平方メートル。所在地は神奈川県綾瀬市小園字下原で、敷地面積は約2万7000平方メートル。アクセスは首都圏中央連絡自動車道「海老名インターチェンジ(IC)」から約5.3キロで、小田急小田原線「海老名」駅停留所からバスで約15分。「東名綾瀬」駅バス停留所から徒歩約1分。


「MFLP東名綾瀬」のイメージ :三井不動産

 三木氏は、「MFLP東名綾瀬は、2021年3月開通する東名高速道路“綾瀬スマート IC”に隣接し、立地が良く、首都圏広域への配送に加え、西日本への配送にも優れる。IHIとの共同事業として開発する」と語った。

 (仮称)粕屋町物流施設計画は、地上4階建てで、延べ床面積は約3万6100平方メートル。所在地は福岡県糟屋郡粕屋町で、敷地面積は約1万7900平方メートル。アクセスは、九州自動車道「福岡IC」から約1キロで、JR九州篠栗線「門松」駅から徒歩約17分。着工は2021年6月で、竣工は2022年9月を予定している。


「(仮称)粕屋町物流施設計画」のイメージ :三井不動産

 MFLP弥富木曽岬は、地上4階建てで、延べ床面積は9万9000平方メートル。所在地は三重県桑名郡木曽岬町で、敷地面積は約5万5100平方メートル。アクセスは、伊勢湾岸自動車道「弥富木曽岬IC」から約11.1キロで、伊勢湾岸自動車道「湾岸弥富IC」から約9.6キロ、伊勢湾岸自動車道「湾岸長島IC」から約8.5キロ、近鉄名古屋線「弥富」駅から約9キロ。着工は2021年10月で、竣工は2023年2月を予定している。


「MFLP弥富木曽岬」のイメージ :三井不動産

 MFLP新木場Iは、地上4階建てで、延べ床面積は約9500平方メートル。所在地は東京都江東区新木場で、敷地面積は4600平方メートル。アクセスは首都高速湾岸線「新木場出入口」から約1.2キロで、JR京葉線/東京メトロ有楽町線/JRりんかい線「新木場」駅から徒歩約18分。着工は2021年12月で、竣工は2023年2月を予定している。

 三木氏は、「MFLP新木場Iは、ラストワンマイル配送にも対応可能なアーバン型物流拠点で、首都圏への都心配送が可能なことが強みだ」と述べた。


「MFLP新木場I」のイメージ :三井不動産

 MFLP新木場IIは、地上4階建てで、延べ床面積は約2万8500平方メートル。所在地は東京都江東区新木場で、敷地面積は約1万3200平方メートル。アクセスは、首都高速湾岸線「新木場出入口」から約1.6キロで、JR京葉線/東京メトロ有楽町線/JRりんかい線「新木場」駅から徒歩約17分。着工は2021年度冬で、竣工は2023年春を予定している。なお、MFLP東名綾瀬の開発は住友生命保険相互会社からの借地事業。


「MFLP新木場II」のイメージ :三井不動産

 MFLP平塚IIIは、地上3階建てで、延べ床面積は約2万9100平方メートル。所在地は神奈川県平塚市大神で、敷地面積は約1万4900平方メートル。アクセスは、東名高速道路「厚木南IC」から約1.4キロで、東名高速道路「厚木IC」から約3キロ、小田急小田原線「本厚木」駅からバスで17分、「大神」バス停留所から徒歩約9分。着工は2022年度春で、竣工は2023年度春を予定している。


「MFLP平塚III」のイメージ :三井不動産

 MFLP海老名南は、地上4階建てで、延べ床面積は約3万7600平方メートル。所在地は神奈川県海老名市本郷で、敷地面積は約1万8000平方メートル。アクセスは、圏央道「寒川北IC」から約4.2キロで、「海老名IC」から5.6キロ、東名高速道路「厚木IC」から約5.2キロ、JR相模線「門沢橋」駅から約2キロ、小田急電鉄/相模鉄道/JR「海老名」駅で下車し、近辺の神奈川中央交通バスで約15分。また、「用田橋」バス停留所から徒歩約14分、相鉄バス乗車約15分「富士ゼロックス」停留所から徒歩約11分。着工は2023年度冬で、竣工は2024年度冬を予定している。


「MFLP海老名南」のイメージ :三井不動産

 上記の新規開発施設7物件を含めた三井不動産の物流施設は、合計47物件で、総延べ床面積は約390万平方メートルに及び、累計投資額は約6100億円に達す。同社が保有する物流施設の内訳は国内が45件で、海外は2件。

【訂正:初出時、既出の記事で誤字があったため訂正しました。上記記事はすでに訂正済みです(2021年3月10日23時38分)】

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