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ゼネコン各社の“新型コロナ対応策”・清水・大林・鹿島ら現場を大型連休後まで原則閉所、竹中も方針表明業界動向(3/3 ページ)

清水建設が政府の緊急事態宣言で対象地域が拡大された影響を受け、13都道府県の建設現場を宣言終了まで閉所することを決めた。この動きに呼応する形で、スーパーゼネコン3社をはじめ、建設業各社でも、現場を閉じる対策が拡大している。

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竹中工務店「GW期間は原則工事を休止」

 竹中工務店は2020年4月27日、政府の「緊急事態宣言」が発出後、大型連休以降も含めた今後の対応策を公表した。

 既に本社・本支店・営業所の内勤部門は、業務の優先順位を精査したうえで、広範囲にわたり在宅での勤務を実施。やむを得ず出勤が必要な業務でも、時差通勤や交代勤務を組み合わせ、極力出勤者数を抑えてきたという。今後も、「3密」の徹底的排除をはじめ、時差通勤や在宅などの交代勤務を促進していく方針を示している。

 作業所については、「最大限の感染予防を講じ、当社の事業に関わる全ての人々とそのご家族の生命、健康及び安全を守ることを大原則」と定め、協力会社の作業員も含めた関係者の感染予防措置を十分に講じた上で、引き続き工事を進めていくとした。しかし、十分な対策を講じられない場合は、作業の中断をクライアントと調整するともしている。

 ゴールデンウィーク(2020年4月29日〜5月10日)期間に関しては、本社・本支店・営業所(内勤部門)は5月7〜8日を除き休業とする。なお、7〜8日は、最大限在宅での勤務とし、出勤者数を抑え営業する。作業所は原則、工事を休止し、改めて作業の安全性を見直す期間とする。緊急性の高い工事や作業時間に制約がある工事など、やむを得ない事情がある際は、十分な感染予防措置を講じて稼働する。

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