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ウェアラブルカメラ購入で無料利用、中小ゼネコンが評価する動画通信システム現場管理(2/2 ページ)

インフィニテグラは、WebRTCサーバを活用した通信システム「RazVision WR クラウド版」を開発した。現場と指令所との動画交信を実用レベルかつ安価で実現する点が中小建設会社に評価されている。

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高感度対応で暗所でも明確に撮影

 ウェアラブル小型カメラは、ヘルメットへの装着を想定した「MCS-W225」や安全眼鏡に取り付ける「MCS-M291A」、胸ポケットに設置可能な「MCS-E290」、ストラップに挟める「MCS-T291」をラインアップしている。


スマホ(左)とMCS-W225(右)で暗所を撮影した比較画像 出典:インフィニテグラ

 MCS-W225は重量が60グラム。端末に接続するUSBケーブルは、カメラに接合してあり、コネクターはType-CもしくはMicro-Bを選択できる。水平画角は96度となる。


ヘルメットに装着されたMCS-W225 

 MCS-M291Aは重量が11グラム。出荷時は、背面板とレンズが付属しており重さが25グラムとなる。水平画角は70度。デバイスに接続するUSBケーブルは別途必要で、コネクターはUSB 2.0Mini-Bメスに対応している。


安全眼鏡に取り付けられたMCS-M291A 

 MCS-E290は、重量が90グラムで、水平画角は126度。逆光補正機能を持つ。端末に接続するUSBケーブルは本体に取り付けてあり、コネクターは USB 2.0Standard-Aオスとなる。

 MCS-T291は重量が20グラムで、水平画角は126度。端末に接続するUSBケーブルは、カメラに接合してあり、コネクターはType-CもしくはMicro-Bに対応している。


MCS-T291で撮影した画像 

 MCS-E290を除き、いずれも高感度対応で、暗所でも対象を明確に撮影できる。最高解像度は、MCS-W225が1280×960ピクセルで、その他は1920×1080ピクセル。フレームレートは各製品とも30fpsとなっている。MCS-T291以外は、本体にIP65規格の防水性能を持つ。各カメラの価格は6万9800円(税抜き)だ。

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