スパイダープラスが施工図BPOで体制強化、ジョーアブロードと協業:建設BPO
スパイダープラスは、売上が前四半期比で2倍超に急増している「施工図作成BPO」の提供体制を強化した。オフショア開発のジョーアブロードと協業し、高品質な作図を安定提供する。
建設DXサービス「SPIDER+」を展開するスパイダープラスは2026年9月末、建設会社向けBPOサービスの「施工図作成代行サービス」の提供体制を強化すると発表した。
直近の四半期で施工図作成代行サービスの売上高が前四半期比206.3%に急増したことを受け、専門パートナー企業との連携を拡充する。オフショア開発のジョーアブロードと協業体制を深め、需要のピークを迎える年末に向けた現場支援キャンペーンも開始した。
施工図業務をジョーアブロードが幅広く代行、SPIDER+でのCAD連携にも対応
建設現場では技術者不足により、施工図の作成遅延が工程管理における大きな課題となっている。外注を検討しても、現場の意図を汲んだ品質と納期で対応できる委託先の確保が困難という声が多かった。
スパイダープラスは15年以上にわたるDX支援で培った現場知見を生かし、躯体図や総合図、プロット図などの施工図作成代行や既存図面の修正を幅広く支援している。AutoCADやJWCAD、Rebro、T-Fasといった主要ソフトを網羅し、手戻りを防ぐ現場品質の作図が評価されて、引き合いが増加しているという。
今回、協業体制を強化するジョーアブロードは、ベトナムやネパールに自社CADセンターを構え、年間1000件を超える構造計算などの実績を持つ。オフショア展開で懸念されがちな品質や言語の壁に対し、日本のゼネコンやサブコンで現場監督や設計の実務経験を持つ人材がリーダーとして現地チームを統括し、高度な日本語コミュニケーション能力でサポートする。現場特有の「納まり」を深く理解した強固な体制で、高品質な施工図サービスを迅速かつ安定して提供する。
体制強化に合わせ、2026年12月末までの発注を対象とした「年末現場支援拡大キャンペーン」も展開。見積り提出日から7営業日以内の早期発注で10%引きとする他、期間中のリピート発注であれば次回分を20%引きで請け負う。
スパイダープラスは今後、国土交通省が2026年4月からスタートした「BIM図面審査」、2029年に予定している「BIMデータ審査」の段階的開始などを見据え、施工図作成にとどまらずBIM領域への支援拡大も推進し、図面業務全般をワンストップで支えるパートナーを目指す。
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