助太刀がフィリピンCADオペ拠点で図面作成サービス オフショアキャドをグループ化:CAD
建設人材プラットフォームを運営する助太刀は、フィリピンにCADオペレーター拠点を持つオフショアキャドをグループ化した。2026年7月1日に新たな図面作成サービス「助太刀CAD」の提供を開始し、人材マッチングサービスと合わせ、施工管理支援から人材確保までを一気通貫で支える。
国内最大級の建設人材マッチングプラットフォーム「助太刀」を運営する助太刀は、オフショアキャドとフィリピン共和国マニラ市のOffshore CAD and Managementをグループに迎え入れることを決定した。
2DCADの設計支援サービスを提供するオフショアキャドがグループに
「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションを掲げる助太刀は、職人と工事会社をつなぐアプリを展開し、登録事業者数22万超という圧倒的なシェアを誇る。現在、建設業界では恒常的な人手不足に加え、「2024年問題」に伴う時間外労働の上限規制が喫緊の課題となっている。そのため、施工管理技術者の労働時間管理が厳格化し、現場作業のみならず、図面作成業務などの効率化ニーズが急激に拡大している。
今回グループに合流するオフショアキャドは2007年の創業以来、フィリピンを拠点に日本のゼネコンや設計事務所向けに建築2DCADの図面作成を中心とした設計支援サービスを提供してきた企業。約28人の安定したチーム体制を活用し、日本の建築CAD図面作成に特化して、18年間で870件超のプロジェクト実績を積み上げている。
グループジョインの第一の成果として2026年7月1日、高品質な設計図や施工図面の作成を代行する新サービス「助太刀CAD」の提供を開始した。助太刀が有する大手顧客ネットワークに、オフショアキャドの高度な作図技術を流通させ、急な図面作成依頼や社内リソースだけでは対応が難しい案件、繁忙期の業務負荷の平準化など、建設現場や設計現場で発生するさまざまな図面作成ニーズに応える。
窓口は国内拠点の日本人技術者が対応し、オフショア拠点への指示や進行管理を担当する。オフショア活用に不安がある場合でも、コミュニケーション面や品質面の両方で、安心して利用できる体制を整えている。
これまで提供してきたマッチングアプリの助太刀や正社員採用支援の「助太刀社員」、教育サービス「助太刀学院」に、助太刀CADが加わることで、建設業界が直面する多様な人手不足に総合力で対応できるとしている。
助太刀 代表取締役社長 兼 CEOの我妻陽一氏は、「職人の手配や採用以外でも、多岐にわたって『工事現場』の人手不足は深刻化を極め、より領域を広げて貢献したいと考えていた。両社の知見と体制を掛け合わせ、生産性向上と持続可能な担い手確保に取り組んでいく」とコメントを出した。
一方、オフショアキャド 代表 林秀生氏も「独自ツールを開発/運用し、10年以上の勤続年数を持つCADオペレーターによる品質とスピードに自信を持っている。日本最大規模の事業基盤と掛け合わせ、大きな社会課題解決に寄与できると確信している」と自信をみせる。
オフショアキャドは今後、所定の手続きを経て「株式会社助太刀キャリア」への社名変更を予定している。
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