ホワイトボード感覚で建設現場の配置計画 KENTEMが現場向け新Webアプリを発売:現場管理
KENTEMは、建設業の配置計画業務を支援するクラウド型Webアプリ「DOKO-PLAN」を2026年9月28日に発売した。ホワイトボードにマグネットを貼る感覚で操作でき、PCやスマートフォンから現場リソースの共有と自動集計を可能にする。
KENTEM(建設システム)は2026年9月28日、建設業の配置計画業務を支援する新製品「DOKO-PLAN(ドコプラン)」を発売した。
従業員や協力会社、機械、車両、機材などの配置計画を管理する稼働表をWebブラウザ上で作成し、共有できるクラウド型アプリケーションだ。PCだけでなくスマートフォンやタブレットからも利用可能で、事務所や現場、外出先など場所を問わずリアルタイムで配置状況の確認や調整を可能にする。
現場と事務所をつなぐ配置計画の共有/調整を支援
新製品は、従来の事務所で見られたホワイトボードにマグネットを貼り付ける感覚をデジタル上で再現する。画面上のマグネットをマウス操作で、ドラッグアンドドロップするだけで、誰もが簡単にリソースの配置計画を完了できる。また、配置したマグネットは案件軸から人ごとの軸へ表示を切り替える機能を備える。週ごとの作業員の配置や車両、機械の稼働状況を一覧で表示し、現場と事務所の間で予定をスムーズに共有する。
単なる配置計画にとどまらず、配置したマグネットの情報を実績として自動集計する機能も搭載。作業員の出面管理や重機、機材などの実績を即座に集計し、月末に発生する負担の大きい実績管理の集計作業を大幅に軽減する。集計した結果はExcel形式で出力し、データの2次利用も容易にできる。
利用価格は、5ライセンスで年間9万円から提供し、1ライセンスごとに年間1万8000円で追加できる。導入時の初期設定料は3万円(全て税別)。1ライセンスにつき編集用ライセンス1つと閲覧専用ライセンス5つを付与する。
これまでDOKO-PLANで提供していた既存製品は、「DOKO-PLAN for kintone」へと名称を変更する。仕様や価格に変更はなく、新たなラインアップを追加することでお客さまの運用環境や業務スタイルに応じた柔軟な選択を後押しする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Webブラウザ上だけで作業員や建機の配置計画が完了 KENTEMの「DOKO-PLAN」
建設システムは、ホワイトボードにマグネットを貼り付ける感覚で、Webブラウザ上だけで作業者や機械、車両、機材の配置計画が完了する「DOKO-PLAN」の提供を開始した。
建設業向けARアプリ「快測AR」をKENTEMが開発
KENTEMは、建設業向けARアプリ「快測AR」を開発した。タブレット端末内で現実世界と施工物のCIMモデルを融合することで、工事関係者が完成形を容易にイメージできる。
工事予定表のホワイトボードをクラウド化 「KENTEM-Dashboard」が監視カメラと連携
建設システムは、工事スケジュールを管理するホワイトボードをデジタル化した「KENTEM-Dashboard」を2025年10月から提供している。2025年12月に追加した最新機能では、カンタン監視カメラ「G-cam04」やクラウド録画サービス「Safie」と連携し、現場の監視映像も一覧表示できるようになった。
人と重機の配置をクラウドで一元管理、現場リソース最適化 刷新版をCSPIで披露
現場サポートはCSPI-EXPO2025で、クラウド型リソース管理サービス「現場クラウドArune」のリニューアル版を公開した。ホワイトボードにマグネットを貼る感覚で配置計画を作成し、重機と人員のリソースを一元管理。関係者間でリアルタイムに共有できる。
現場に配置された建機の位置をBIMモデル上で可視化する技術を開発、五洋建設
五洋建設は、応用技術やソフトバンクと共同で、BIMモデル上に建設重機の位置をリアルタイムに見える化する技術を確立した。今回技術を五洋建設の統合施工管理システム「PiCOMS」へ実装し大型物流施設建設現場へ適用する実証実験を行い、生産性の向上に貢献することを確かめた。
熊本大×大和ハウスが共同研究、2020年の運用を目指すRevit上で“仮設住宅”の配置計画を自動化
熊本大学と大和ハウス工業、大和リースは2019年4月10日、応急仮設住宅の早期提供を目指した共同研究の契約を締結した。研究では、BIMソフトウェア「Revit」上で、応急仮設住宅の配置計画を立てる際に、住戸や駐車場を自動配置するプログラムを開発。従来は、1週間を要していた工程が数時間に短縮されるという。
清水建設、タワークレーン遠隔操作システムを現場展開へ IHI運搬機械対応版を開発
清水建設は、鹿島建設や竹中工務店などが開発したタワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo(タワリモ)」を、自社現場で展開する。導入に当たって、これまでTawaRemoでの適用実績がなかったIHI運搬機械製クレーンによる現場実証試験を行い、機上運転室からの操作と同等の生産性が得られることを確認した。
Skydioが“遠隔操作による目視外飛行の飛行許可”を取得、全国で補助者なしの遠隔飛行が可能に
AIによる自律飛行が特長の米ドローンメーカーSkydioは、同社の機体とソフトウェアに関して、無人航空機の飛行「カテゴリーII」で「無人航空機の飛行に関する許可・承認」を得た。
