大東建託が初の「街づくり」へ 高岡市で賃貸と福祉の木造複合施設を建設:プロジェクト
大東建託初となる街づくりプロジェクトが、富山県高岡市で始動した。賃貸住宅や福祉施設を組み合わせた複合施設「(仮称)高岡江尻センター」を2026年9月に着工し、2027年秋の開業を目指す。
大東建託は2026年8月20日、新たな不動産開発として、富山県高岡市で「(仮称)高岡江尻センタープロジェクト」を本格始動すると発表した。地域コミュニティーの中核を担う街づくりの開発は、大東建託にとって全国で初めての取り組みとなる。
計画では、賃貸住宅を中心に商業や福祉、交流機能を組み合わせた複合施設「(仮称)高岡江尻センター」の建設に、2027年秋の開業を目標に2026年9月に着工する。
木造2階建ての福祉と賃貸の複合施設、2027年秋の開業
大東建託はこれまで賃貸住宅事業を通じて「住まい」や「暮らし」に向き合ってきた経験を生かし、地域課題や特性に応じた持続可能な街づくりを進める。具体的には、自治体全域の開発を見据える手法や住宅地の自社開発、拠点整備、復興支援住宅という4つのアプローチを掲げる。今回のプロジェクトは、その最初の実践の場となる。大東建託は、高岡市の地域に根付くものづくり文化や人と人とのつながりを大切にする風土に魅力を感じ、単に建物を整備するだけでなく、ともに新たなコミュニティーを育む地として選定したという。
建設する施設は、4つのアプローチのうち「拠点づくり型」に該当する。約3080平方メートルの計画地に、建築面積1173平方メートルの木造2階建て(一部鉄骨造)を建設する。1棟の建物内に15戸の賃貸住宅を設ける他、グループ会社のケアパートナーが運営する定員約40人規模のデイサービス、ベーカリーカフェ、コミュニティースペースや広場などを併設する。
ハード面の整備にとどまらず、ソフト面でも多彩な企画を展開。誰もが参加できる「みんなの食堂」、地域住民と事業者が知識やスキルを教え合う「学びのプログラム」などを催し、地域や行政、教育機関などと密接に連携しながら、多世代交流を促進する。
また、施設の運営主体として今秋にも一般社団法人を設立し、イベントの企画や運営、エリアマネジメントを担う。
大東建託は今回のプロジェクトを皮切りに、地域課題の解決を通じて街の活性化と地方創生へ貢献する社会インフラ企業を目指す。
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