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営業先でスマホからAIと対話してBIMモデル作成 「ACIMUS」がモバイル対応【動画で確認】AI(2/2 ページ)

生成AIとの対話でBIMモデルを作成できるクラウドサービス「ACIMUS」がモバイルにも対応し、スマホやタブレットからも、BIMモデルの生成や編集が可能になった。他にも手書き指示でパースを再生成する「AIペンスケッチ」、住所設定だけで実在の街並みを建築パースの背景に実装する「3Dマップ」の新機能も搭載した。

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住所を設定するだけで、街並み含む建築パースを即座に生成

 AIペンスケッチは、生成済みのパース画像や現地写真に指やペンで指示を書き込むことで、AIが数十秒で新たなパースを生成する機能だ。従来は手戻り含め、数日を要していた修正プロセスを数分に短縮し、商談中でも完成イメージのすり合わせが実現する

 3Dマップは、住所を設定するだけで、プロジェクト周辺の実在の建物や街並み、地形がフォトリアリスティックな3Dモデルとして空間上に投影される機能だ。3Dマップを表示した状態でカメラアングルを決め、パース生成AIを実行すると、周辺の実在ビルや街並み、自然環境を背景に含むリアルな建築パースが数十秒で生成される。建設予定地で、「ここに建つとこう見える」パースが即座にできあがり、施主への効果的なプレゼンテーションに役立つ。

 ACIMUSの利用料は、1ライセンスで月額1万2000円(BIMモデル作成/編集/チャットAI/3Dマップ/建築法規Q&Aなど)。建築パース生成AI機能オプションは、1クレジットで基本的に1枚のパースを生成可能で、高精度/高解像度/動画生成には2クレジット以上を消費する仕組み。一番安い月100クレジットで、月額4000円の価格設定(全て税別)。

 ACIMUSによると建設業では2024年4月1日から、時間外労働の上限規制が全面適用され、移動時間や待ち時間を「設計や提案の時間」に変えられるモバイルBIMは、限られた人員での生産性向上に直結するとアピールする。さらに、2026年4月から国土交通省による「BIM図面審査」の運用も開始されたため、BIMデータの活用シーンは今後さらに拡大するとみている。

 ゼネコン、不動産会社、ハウスメーカー、設計事務所、リフォーム・リノベーション会社などの営業担当に共通する最大の課題は、「完成イメージをその場で伝えられない」ことにある。従来のモバイルBIMビュワーや施工管理アプリは、あくまでBIMモデル「閲覧」や「情報付加」に特化していた。ACIMUSは、モバイルから生成AIとの対話を通じてBIMモデルの作成や編集、パース生成までを可能にした「モバイル対応の設計特化型BIMソリューション」と利点をPRする。

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