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“BIM確認申請”や“3D点群データ”の機能を強化、「GLOOBE 2019」をリリースBIM

国産のBIM(Building Information Modeling)ソフトウェア「GLOOBE(グローブ)」の最新バージョンが2018年10月17日にリリースされる。最新版では、広がりつつあるBIMモデルによる建築確認申請への対応とドローン測量で取得した3次元点群データとの合成機能を追加している。

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 福井コンピュータアーキテクトは、国産BIMソフトウェア「GLOOBE(グローブ) 2019」を2018年10月17日に発売する。

機能強化でBIMによる確認申請を推進

 GLOOBEは、戸建て住宅以外の建築物を主な対象に、日本独自の設計手法や建築基準法に特化した純国産のBIMソフトウェア。


最新版にアップデートした「GLOOBE 2019」で作成したBIMモデル 提供:福井コンピュータアーキテクト

 新バージョンでは、GLOOBEで作成されたデータによる「BIM確認申請」を可能にするための機能を強化している。BIMによる確認申請は、建築確認審査機関と大手ゼネコン、設計事務所などが協力し、実運用に向けた取り組みが始まっている。

 2018年4月には、GLOOBEユーザー会「J-BIM研究会」の申請分科会内で検討を経て、スターツCAMが中核となって、指定確認検査機関の日本ERI、福井コンピュータアーキテクトが連携して、GLOOBEで作成したBIMモデルによる建築確認申請を実施。用途・構造を限定しない「1号建築物」で建築確認済証を既に取得している(パイロットスタディは6階建ての共同住宅)。BIMによる確認申請は、申請者と検査機関の両方にとってメリットが大きいとされており、今後普及していくことが期待されている。

 GLOOBE 2019では、BIM確認申請への対応として、建築基準法と自動作図を生かした機能追加や拡張を行った。法的区画の性能編集コマンドも加わり、柱・壁・建具の区画種別情報の確認と編集が可能になった。


自動作図機能 提供:福井コンピュータアーキテクト

 確認申請以外では、土木分野でドローンやレーザースキャナーを導入した計測が増えていることを受け、3D点群データの読み込みを実装。土地形状や周辺にある既存建造物の状況も踏まえたBIM設計が可能となった。読み込んだ点群データは、レンダリング(CGパース)やVRへの出力にも対応し、周辺地形の点群利用、既存構造物への点群重ね合わせなど、点群とBIMデータを合成することで、さまざまな検討やプレゼンテーションといったBIMモデルを活用する幅が今以上に広がる。

 他の新機能では、国土地理院の地理院地図が公開する標高タイルの読み込みがあり、正確な地形データと写真画像によるリアルな景観をBIMモデルに反映できる。モデル比較の機能では、GLOOBEのモデル(意匠)と構造モデル(STBridge)、施工モデル(IFC)のデータを合成して、柱、壁、梁、スラブの不整合チェックが行える。4Dのシミュレーションでは、工事区分(施工ステップ)ごとの色分けや指定日での施工状況を表示した状態でのデータ編集を可能にした。


モデル比較による不整合チェック 提供:福井コンピュータアーキテクト

 GLOOBE 2019の発売と同時に、GLOOBEで作成したBIMモデルをVR化する「GLOOBE VR Ver.3」も発売する。VRを体験しながら距離の計測や、スナップショットを実装。デバイスは、従来のHTC Vive、Oculus Rift以外に、Windows MRにも対応するようになった。


工事区分(施工ステップ)ごとに色分けした4Dシミュレーション 提供:福井コンピュータアーキテクト

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