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鹿島建設、国内の全建築現場に技能者向けポイントサービス導入現場管理

鹿島建設は、国内の全建築現場に技能者向けポイントサービスを導入した。建築現場に入場した全技能者に対し1日100ポイントを一斉付与する取り組みからスタートし、施策の浸透を図る。

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 鹿島建設は2026年4月7日、建設業の担い手確保と技能者の処遇改善を目的に、国内全ての建築現場にリバスタの技能者向けポイントサービス「ビルダーズポイント」を導入したと発表した。まずは建築現場に入場した全技能者に1日100ポイントを一斉付与する取り組みから開始し、施策の浸透を図る。

 ビルダーズポイントは、元請会社が独自のポイントプログラムを構築できるサービス。技能者のモチベーション向上や建設現場の活性化を狙いとしている。現場入場の他、安全講習会参加やヒヤリハット事例の報告協力、周辺の清掃活動への参加など、技能者の日々の貢献に対して、元請会社から技能者本人に直接ポイントを付与可能だ。

 ポイントの管理や授受は専用アプリ上で行い、技能者はためたポイントを電子マネーなどに交換できる。ポイント交換先は、PayPayマネーライト、Amazonギフトカード、dポイント、Pontaポイント コードの4種類から技能者が選べる。


ビルダーズポイント付与のフロー図(左)、導入効果(右) 出典:鹿島建設プレスリリース

 鹿島建設はリバスタの施工管理サービス「Buildee」を国内全現場に導入している。 ビルダーズポイントはBuildeeと連携しており、Buildee登録済みの技能者は、顔認証による入退場記録からポイントが自動付与される。CCUSの就業履歴にも自動的に反映されるため、新たな登録作業や準備を行う必要がなくスムーズに導入、運用が可能だ。


顔認証による入退場記録からポイントが自動付与(左)、スマートフォンでのポイント確認(中央/右) 出典:鹿島建設プレスリリース

試験運用ではペーパレスKYの提出率、Buildeeへの入力率が向上

 導入に先立ち、鹿島建設では一部の現場で、数百名規模の技能者を対象とした試験運用を行った。現場でのKY(危険予知)活動記録を電子化した「ペーパレスKY」提出と、Buildeeへの作業予定の入力でポイントを付与する仕組みを導入したところ、ペーパレスKYの提出率が70%から90%に、Buildeeへの入力率が100%となる改善効果がみられた。安全意識やモチベーションの向上、各種活動への参加率増加などにもつながった他、技能者と鹿島建設社員とのコミュニケーション増加、「所長からの感謝が伝わった」という声が挙がるなど、当初想定していなかった効果や感想も確認。若手技能者が、熟練技能者に受け取り方法を教えるなど技能者間のコミュニケーション活性化にも寄与している。

 鹿島建設は現場で働くことの魅力向上や、技能者の研さんに対する褒賞のため「鹿島マイスター制度・E賞制度」を設立し、他の技能者の模範となる技能者を認定し、手当を支給するなどの取り組みを進めて来た。今後はビルダーズポイント国内土木現場にも展開し、ビルダーズポイントを導入する他企業との連携も視野に、建設業界全体の魅力向上に寄与する。

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