建設系スタートアップのデジタル技術88件を網羅したカタログ公開、国交省:産業動向
国土交通省は、建設系スタートアップが提供する技術をまとめた「建設系スタートアップ技術カタログver1.0」を策定した。生産性向上や安全性確保、品質確保、働き方改革の推進に資するBIMやロボティクス、センシング技術、AIなどのデジタル技術88件を網羅している。
国土交通省は2026年3月27日、建設系スタートアップが提供する技術を整理した「建設系スタートアップ技術カタログver1.0」を策定して公開した。
カタログでは、生産性向上や安全性確保、品質確保、働き方改革の推進に資する技術として合計88件を網羅した。要素技術のカテゴリーでは、「AI」「BIM/CIM」「ロボティクス」「センシング技術」「XR」「プラットフォーム」「その他」。
掲載要件は、設立15年目以内の企業(2011年4月1日以降設立の企業)。建設現場で使用できる技術(製品やサービス)で、単独で使用できない要素技術は対象としない。開発段階、実証段階ではなく、建設現場で使用可能な段階の技術。
主な技術は、AIダンプ入退場管理システム「AI ダンプキーパー」、後付バックホウ3Dガイダンスシステム「Smart Construction 3D Machine Guidance」、建設用3Dプリンタ「Polyuse One」、生成AIアシスタント「Lightblue」、建設プロジェクトのBIM/CIMデータ品質管理ソリューション「OpenAEC」など。
各技術の紹介では、技術概要や適用条件/範囲、導入効果、導入実績、NETIS登録番号を掲載。それぞれの技術を「調査」「設計」「工事着手」「会計・経理等」「建設施工」「技術・材料」「維持管理」「全般」「その他」の活用段階に分類。適用工種も、「土工」「コンクリート工」「河川海岸」「砂防工」「道路舗装工」「トンネル工」「橋梁工」「その他」に区分している。
国交省は、発注者や施工者が現場での導入を検討する際の参考資料として同カタログを位置付ける。今後も最新のスタートアップの情報を発信すべく、カタログの更新や掲載方法の検討を進める。
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