ニュース
山九が丸栄産業を子会社化 防食や塗装の施工力融合でインフラ事業強化:産業動向
山九は2026年3月31日付で、福岡県北九州市で耐熱や耐酸の塗装工事を展開する丸栄産業を完全子会社化した。
山九は2026年3月31日付で、福岡県で塗装工事を展開する丸栄産業の全株式を取得し、完全子会社化した。
丸栄産業は1958年に事業を開始され、北九州を拠点に防食や塗装、樹脂ライニング、防水、土木、解体、給排水設備改修、FRP関連事業などを手掛けている。長年にわたり培ってきた施工力と技術力を有し、産業設備、社会インフラ、建築分野で多様な顧客基盤を築いている。
山九は基本理念の「人を大切にすること」のもと、これまで培ってきた技術や技能とノウハウを生かし、国内外で事業を展開しているが、現場管理や監督者、技能者の不足といった課題にも直面している。今後は丸栄産業との一体感を醸成し、両社が保有する施工力、技術力、顧客基盤および人材を融合し、競争力をさらに強化し、サービス領域の拡大と新たな事業機会の創出を目指す。
特に、丸栄産業が強みを有する防食、塗装、樹脂ライニング、土木・建築改修、FRP関連分野は、山九グループのプラントメンテナンス事業やインフラ分野との親和性が高く、今後の事業成長に向けた重要な基盤になると位置付ける。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
建設分野でも活用を想定、ロボットの足「電動モビリティベースユニット」事業化へ
スズキとソラコムは、多様なロボットの「足回り」となる「電動モビリティベースユニット」の事業化を目指し、IoTを活用した実証実験を行う。土木/建設、計測や監視、物流や除雪など幅広い産業分野での活用を想定している。
狭小空間点検ドローンのLiberawareと新井組が業務提携、関西エリアでドローン事業拡大へ
狭小空間の点検に特化したドローン開発を手掛けるLiberawareは、関西エリアでのドローン事業拡大を目的に、関西を基盤に建築/土木事業を展開する新井組と業務提携する。新井組は新規事業としてドローンを活用した「調査/点検事業」に乗り出す。
パシフィックコンサルタンツが探求する土木の生産革命 CATIAとXFlowで土木構造物の自動設計へ
パシフィックコンサルタンツは、ダッソー・システムズが提供するCADソフトウェア「CATIA」と「XFlow」で、インフラ構造物のパラメトリックデザインや構造解析シミュレーションといった設計自動化に取り組んでいる。
点群とAIを土木の設計や維持管理に応用する最新の技術動向【土木×AI第23回】
連載第23回は、土木領域の設計や施工、維持管理などで活用が広がっている「点群」にスポットを当てます。点群から形状を抽出する方法や施工前後の比較、深層学習を用いた「セマンティックセグメンテーション」で地物を分類する研究などを紹介します。
BIM/CIMの歴史と本質を学会論文で振り返る【土木×ICTのBack To The Basic Vol.4】
日本の「BIM元年」となった2009年の「BIM元年」から早16年。現在では設計だけでなく製作や施工、さらに維持管理でのデータ連携が進み、ISO 19650が示すようにBIMのI(属性情報)を建設生産プロセス全体で、どうマネジメントするかが重要となっています。直近では国交省による補助金事業も、2025年度も継続されるなど、国を挙げてBIM/CIMを後押しする動きも本格化しています。そこで今回は、BIM/CIMの歴史を今一度振り返るとともに、土木分野での可能性を解説します。
ハウスメーカーの社屋新築工事でBIM活用、国交省の補助金交付が決定 三谷産業と地場ゼネコンが連携
三谷産業と富山県を拠点とする地場ゼネコンのタカノ建設が共同で進めてきた「タカノホーム石川支社新築工事プロジェクト」について、国土交通省「建築BIM加速化事業」の補助金交付が決定した。