DandALLとGENBAx点検がシステム連携、搬入/揚重計画と安全点検を一元化:製品動向
福井コンピュータアーキテクトが提供する建設現場の資機材搬出入と揚重管理システムと、SORABITOの建設現場点検表ペーパーレス化サービスがシステム連携を開始した。
福井コンピュータアーキテクトは2026年3月24日、建設現場の資機材搬出入と揚重管理システム「DandALL(ダンドール)」と、SORABITOが開発/提供する建設現場の点検表ペーパーレス化サービス「GENBAx点検」がシステム連携を開始したと発表した。
DandALLで予約されたタワークレーンやリフトなどの揚重機、高所作業車の情報が自動でGENBAx点検へ連携される。機械を予約した担当者や所属会社に対し、点検実施をピンポイントで促す仕組みを構築することで、建設現場における自律的な安全管理を支援する。
DandALLは、建設現場における資機材の搬入/揚重計画をデジタル化し、一元管理するクラウドサービス。ホワイトボードやExcelで行っていたスケジュール調整や関係者間の情報共有をアプリ上で完結させ、現場の待ち時間削減や業務効率化を支援する。
GENBAx点検は、建設現場で日常的に実施される各種点検業務をペーパーレス化するサービス。始業前点検や設備や足場の確認、作業員の健康チェックなどをデジタル管理することで、点検表の回収や承認の手間を削減し、安全管理の高度化と効率化を実現する。
連携により、DandALLの予約情報に基づき、GENBAx点検から点検実施を通知することで点検の失念を防止。急な予定変更にも対応した適切なタイミングでの点検管理が可能となる。
今回のシステム連携の特徴は、従来は稼働管理に使われていた予約データが、安全管理のための点検データへとシームレスに変換される点にある。予約情報と点検実施状況が自動でひも付くことで、個別に督促することなく安全点検の実施状況を把握できる。協力会社による自律的な点検が促進され、形骸化しがちな点検業務の質の向上につながる。作業直前のタイミングで通知が届くため確実に点検を実施でき、事故リスクの軽減に寄与する。分散していた情報を一元化することで、データに基づく安全管理の実現を目指す。
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