スケジュール管理の実態調査「依然アナログが主流、急変更への対応がストレス1位」:調査レポート
Paintnoteは、ビルメンテナンスや建設工事、訪問看護/介護などの管理者593人を対象に、現場のスケジュール管理状況について調査した。その結果、紙やノート、手帳」と「ホワイトボード」などアナログ管理が依然上位に。最もストレスや課題を感じることは、「急な変更への対応や再調整」が最多となった。
Paintnoteは2026年2月、現場のスケジュール管理に関する調査結果を発表した。同調査は、2025年12月10日〜23日にオンラインで実施したもの。建設やビルメンテナンス、工事、訪問看護、介護などの現場仕事でスケジュール管理にかかわっている593人から回答を得ている。
「紙、ノート、手帳」と「ホワイトボード」などアナログ管理が上位
現場仕事で、「2030年問題」など労働時間の管理と生産性向上は急務となっている。しかし、多くの現場ではいまだにホワイトボードやExcelによるアナログな管理が主流だ。本調査では、管理実態が現場の経営や労働環境にどのような影響を与えているかを明らかにした。
現場のスケジュール管理方法では、紙やノート、手帳が42.3%で最多だった。また、ホワイトボード(38.6%)も3位で、アナログな手段が上位に挙がっている。Googleカレンダーなどの汎用ツールを利用している回答者は41.2%だったが、そのうち62.7%が紙やホワイトボードなどと併用していた。
スケジュール管理で最もストレスや課題を感じる要因としては、「急な変更への対応や再調整」が31.5%で最多。「外出先や現場で最新のスケジュールを確認できない」が17.9%だった。
過去1年間でスケジュール共有ミスが原因のトラブル(到着遅延や人員不足など)の有無を尋ねた質問では、「頻繁にあった」「数回あった」と回答した割合が合計54.8%に達し、半数以上の現場でトラブルが常態化していることが判明した。
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