横浜市役所跡地に33階建て「BASEGATE横浜関内タワー」完成 オフィスエリアを先行公開:プロジェクト(2/2 ページ)
2026年3月19日のグランドオープンを前に、JR「関内」駅前の大規模複合街区「BASEGATE横浜関内タワー」のオフィスエリアが報道陣に公開された。タワー棟11〜33階に、関内エリア最大級となる1フロア2000平方メートル超のオフィスを整備する。
鹿島の制震技術を採用、テナントのBCPも支援
12〜33階のオフィスフロアの基準階貸室面積は約2118〜2334平方メートル。天井高2.8メートル、奥行き最大18メートルの整形無柱空間によりで、企業の多様なオフィス空間のニーズに対応する。
フロアからは、横浜港方面やみなとみらい地区を一望でき、晴天時には富士山や東京スカイツリー方面まで見渡せる。
床荷重は1平方メートルあたり一般部で500キロ、重量物の設置を想定した同1000キロのヘビーデューティーゾーンを設定した。
BCP(事業継続計画)を支える設備として、地震や強風の揺れを吸収する鹿島建設独自の高性能オイルダンパー「HiDAX-e」を採用。受電は常用線で停電が発生した場合でも予備線に切り替えて業務継続が可能な2回線方式とした。非常時にエレベーターや貸し室内の照明、コンセント、換気などの一部に、72時間にわたり電力を供給する非常用発電機も備える。また、各フロアに防災備蓄品などが保管できるテナント用倉庫も確保する。
環境性能では建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「5つ星」と「ZEB Oriented」を取得。日射を考慮した外装の開口設定やLow-E複層ガラスの全面採用、熱回収システム導入による熱負荷の軽減、個別空冷ヒートポンプパッケージエアコンなどの高効率設備導入により、省エネルギーを図った。
タワー棟を含むBASEGATE横浜関内タワーは、2026年3月19日にグランドオープンする。
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