ムーミンのテーマパークで全天候型テント劇場を建設 300席に「西川材」使用:プロジェクト
埼玉県飯能市の宮沢湖畔にあるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」で、全天候型テントを採用した劇場の建築が進んでいる。開業は2026年3月中旬の予定で、4×7メートルのスクリーンを設置し、「ムーミンの物語の世界観」を光や音の演出で表現したライブエンタテイメントが楽しめる没入型シアターとなる。
埼玉県飯能市にあるムーミンの物語を追体験できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」を運営するムーミン物語は2026年1月15日、園内の「エンマの劇場」改修工事に2025年12月26日に着手し、2026年3月中旬にオープンすると発表した。
新劇場は、高さ10メートル、最大幅30メートルの全天候型テント式で、雨天時や強い日差しを気にせず快適に鑑賞できる。テント内の延べ床面積は約600平方メートルで、施工は山口産業と細田建設が担当する。
劇場では、ムーミン谷の仲間たちによるショーに加え、新設する4×7メートルのLEDスクリーンで物語を上映するなど、1日を通して多彩なプログラムを展開。照明と音響のシステムを追加導入し、映像、光、音をふんだんに取り入れた演出で、ムーミンの世界観を鮮やかに表現する。
座席には、飯能市の「西川材」を使用した約300席分の取り外し可能なベンチを設置。木の香りとぬくもりに包まれながらショーを楽しめる。
西川材は、埼玉県産の優良木材として、首都圏を中心に使用されている。江戸時代の大火では、復興用材として飯能を含む埼玉県の南西部から木材を筏(いかだ)にして江戸へ流送していたため、「江戸の西の方の川からくる材」との意味で「西川材」と呼ばれるようになったのが由来とされている。
運営会社のムーミン物語は、ムーミンのテーマパーク事業を目的に2013年11月に設立し、2019年3月にムーミンバレーパークを開業した。日本国内だけでなくアジア展開のライセンスも保有している。
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