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JR九州、佐賀県鳥栖市で延べ1.6万m2の物流施設に着工:ロジスティクス
JR九州は、佐賀県鳥栖市曽根崎町で物流施設の建設に着工した。建物規模は2階建て延べ床面積1.6万平方メートルで、2027年1月の完成を目指す。
九州旅客鉄道(JR九州)は2025年11月12日、佐賀県鳥栖市曽根崎町で計画していた物流施設「LOGI STATION鳥栖I」の新築工事が着工したと発表した。工期は2025年11月〜2027年1月。
施設は、地上2階建て、延べ床面積1万6253平方メートルとなる計画で、両面にトラックバースを配置し、大型車30台が同時に接車可能で、ドックレベラーや垂直搬送機4基、荷物用EV2基を実装する。
計画地は、佐賀県鳥栖市曽根崎町1070の敷地面積約1万5733平方メートル。九州の交通の要所となる九州自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約2キロ、九州自動車道「小郡鳥栖南スマートインターチェンジ」から約1.5キロに位置している。
さらに、主要幹線道路である国道3号線沿いに面し、「鳥栖ジャンクション」を経由することで九州全域への輸送が可能で、広域物流拠点としての需要が見込まれる物流施設が集積するエリア。
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