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AIとの対話でBIMモデルを作成するChatBIM、建築法規のQ&Aに対応 10月中に動画生成もAI(2/2 ページ)

ACIMUSは、ChatBIM「ACIMUS」に建築基準法や都市計画法、消防法に対応するチャットAIを搭載した。設計中に建築法規で疑問が湧けば、AIにチャットで投げかけることで回答が得られる。また、直近の2025年10月中には、パース画像をもとにタイムラプスやウォークスルーの動画生成機能も実装するという。

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BIMモデルで法規適合性を自動チェックする機能も実装予定

 ACIMUSは2025年10月中のアップデートで、参考画像に沿った3Dモデルからのパース生成、画像貼り付けによる部分追加、 パース画像から動画生成(タイムラプス、ウォークスルー、被写体の周りを回りながら撮影するオービット)といった機能追加を予定している。

 法規関係については今後、ACIMUS上で作成したBIMモデルで、法規適合性を自動チェックするAI機能の実装を目指し、生成AIの学習を進める。さらに基本的な法規Q&Aにとどまらず、各社独自のマニュアルや社内ルール、新人教育カリキュラムなどを個社専用の環境で追加学習する仕組みの提供も予定している。

参考画像に沿ったパース生成。ACIMUSモデルから生成した入力画像(左)、参考画像(中央)、出力画像(右) 出典:ACIMUSプレスリリース
画像貼り付けによるオブジェクトの追加。テーブルの画像を貼り付け(左)、出力画像(右) 出典:ACIMUSプレスリリース
観葉植物の画像を貼り付け(左)、出力画像(右) 出典:ACIMUSプレスリリース

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