「Safie Viewer」のデザインをリニューアル、11月に完全切り替え:製品動向
セーフィーは、クラウド録画サービス「Safie」の閲覧ツール「Safie Viewer」のデザインを刷新した。視覚的なユーザーインタフェースにするとともに、メインカラーも青に変更。サイドメニューや各ボタンの文言も、直感的に使えるように実用的な言葉に変更した。
セーフィーは、「Safie Viewer(セーフィー ビュワー)」のデザインを全面リニューアルした。まずは2025年8月7日から旧デザインと併用で提供し、同年11月6日から完全に切り替える。
Safie Viewerは、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」の管理/閲覧ツール。今回のデザイン刷新は、「誰にとっても見やすく/使いやすいビュワー」を目指し、操作性と視認性の向上に重点を置いた設計とした。
使いやすさを重視した画面デザインに刷新、メインカラーも青に
これまで長年にわたり機能を拡充してきたが、「どこにどの機能があるのか分かりづらい」「活用しきれない」といったユーザーからの声が寄せられていたという。
そこで、よりスムーズで直感的な操作を実現し、さらに使いやすいSafie Viewerとすべく、デザインを一新することを決定した。
主な変更点は、細かなUI(ユーザーインタフェース)を統一し、操作がよりスムーズになった。画面のタイトルやボタンの形状、色味なども整理し、視覚的なガイドを明確にした。特に、これまでのメインカラーだった「緑」を「青」に変え、色の違いが分かりづらい人にも配慮した優しいデザインへと進化した。
表現の明瞭化にも注力し、サイドメニューの「カメラ一覧」は「デバイス一覧」へと表記変更。カメラ以外のデバイス利用も視野に入れ、より実用的な名称とした。各ボタンの文言も見直し、操作に即した表現に改め、ユーザーが次のアクションを直感的に理解できるようになった。
設定画面も操作方法とデザインを統一。どの画面でも同じ感覚で操作できるため、初めてのユーザーでも迷わず使える。
新デザインは、2025年8月7日から提供し、同年11月6日には完全に切り替える。
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