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毎秒200万点の地上型3Dレーザースキャナー最上位機を発売、、トプコン製品動向

トプコンは、地上型3Dレーザースキャナー最上位機「CR-P1」シリーズを発売した。毎秒200万点のスキャン速度を備え、従来機比で約16倍の高速スキャンが可能だ。

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 トプコンは2025年7月28日、高速かつ高密度な地上型3Dレーザースキャナーの同社最上位機「CR-P1」シリーズを販売開始すると発表した。毎秒最大200万点のスキャン速度を備え、従来機比で約16倍の高速スキャンができる。

最大200万点/秒、従来機比約16倍の高速スキャン

地上型3Dレーザースキャナー「CR-P1」シリーズ
地上型3Dレーザースキャナー「CR-P1」シリーズ 出典:トプコンプレスリリース

 最大スキャン範囲は400メートル(CR-P1 Lの場合)で、高所建造物や送電線といった遠距離や高所の対象物も計測できる。

 重さは4.4キロと軽量で、三脚から容易に着脱可能なクイックリリース機構を備える。山間部や法面など、移動の多い現場でも容易に運用できる。

 現場完結型の解析ソフト「Collage Site」と、オフィス向けの高精度解析ソフト「Collage Office」に対応し、用途に応じて柔軟に解析スタイルを選択できる。

 カメラは内蔵タイプとオプションの外付けパノラマタイプとを選べる。外付けカメラ使用時の撮影は約2秒で完了する。さらに、本体にはステータス表示用のライトと音声ガイドを搭載し、遠隔操作時でもスキャンの進行状況をリアルタイムで把握できる。

利用イメージ
利用イメージ 出典:トプコンプレスリリース

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