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不動産DXでLIFULLとツクルバが協業、生成AIやデジタル技術を活用し生産性向上へ産業動向

LIFULLとツクルバは、不動産DXに関するパートナーシップ協定を締結した。生成AIやデジタル技術を活用し、不動産取引業務の生産性向上を目指す。

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 LIFULLは2024年5月29日、不動産業界のDX支援推進を目的に、中古/リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営するツクルバとパートナーシップ協定を締結したと発表した。今後は生成AIを活用し、不動産取引業務の生産性向上に向けた研究開発を共同で進める。

 LIFULLは2023年5月、生成AIの専門組織を立ち上げ、これまでChatGPT向けプラグインや住宅弱者の住まい探し支援に特化したAIチャットを提供してきた。また、ツクルバは、cowcamoに加え、住宅売買のマッチングサービス「ウルカモ」を運営しており、中古/リノベ分野で豊富な経験がある。

 今回の協定締結を通じて、LIFULLとツクルバは、各社の知見やアセットを持ち寄り、人材交流を開始する。AIなどの最新技術を活用して、不動産取引業務の生産性向上に関する研究やR&Dを共同で実施し、将来は不動産関連の多様な施策に応用していく。

不動産各社を支援し、業界全体のDX化を後押し

 LIFULLは、不動産業界の共通課題として、根強く残るアナログ慣習によるDXに関する知識や情報、ノウハウの不足を挙げている。これらの課題に対応するため、不動産DXパートナーシップ協定を積極的に推進し、2024年3月14日にはハウスコムと、2024年4月23日には野村不動産ソリューションズとの協業を発表している。

 今後も、これまで蓄積してきたノウハウを活用し、不動産各社を支援することで業界全体のDXを進めていく考えを示した。

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