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おはよう/おつかれの挨拶だけで出退勤登録 チャットボットで建設業の業務を効率化するL is B第8回 JAPAN BUILD TOKYO(2/2 ページ)

L is Bは、「ライフ イズ ビューティフル」の頭文字を元とするソリューション開発会社。最近注力しているのは、生成AIを活用したビジネスチャット「direct」だ。開発当初は、さまざまな業種の現場で、円滑なコミュニケーション実現を目的としていたが、利用企業4000社超の半数近くを建設業が占めるという。

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現場に必要な業務をチャットボットで効率化

 L is Bでは、directに連携して使えるGPS勤怠ボットのようなチャットボットを20種類以上も展開している。今展のブースでは、その中からいくつかを紹介するミニセミナーも行われ、チャットボットを使って業務を効率化する方法を解説した。

 ミニセミナーでは、GPS勤怠ボットの他、現場の報告書を作成する「現場調査ボット」も紹介した。チャット上で指示された通りに、写真撮影などを行うだけで報告書が作れる。全ての作業が現場に居たままで行えるので、事務所に戻ったり、PCからシステムにアクセスしたりなどの手間削減に貢献する。

ブースでは、チャットボットを紹介するミニセミナーを開催
ブースでは、チャットボットを紹介するミニセミナーを開催

 L is Bが用意するチャットボットには、日報や翻訳など、業務効率の改善に役立つものがあり、ほとんどのチャットボットはdirectユーザーであれば無料で使える。また、有料ではあるが、既存の書式やフォーマットに合わせて報告書などを作成できるカスタマイズ可能なボットもラインアっプしている。

 この他、directはeYACHOやBuildee、LAXSYといった他社の現場管理アプリなどとも連携している。GPS勤怠ボットのように音声でのやりとりで現場管理アプリも使えるようになると、定型の業務処理がより一層効率化できる。

 ブースでは、さらにdirectとChatGPTをAPIで連携させ、自然文の認識と文章生成を行う試みも披露した。まだβ版での提供だが、directでChatGPTが使えるようになれば、より多彩な表現で各種チャットボットが利用可能となる見込みだ。

directとChatGPTを連携させる試みも進行中。建設業の上位20社のうち16社で試用導入されている
directとChatGPTを連携させる試みも進行中。建設業の上位20社のうち16社で試用導入されている

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