調査リポート
建設業界の紙契約の問題点をリーテックスが調査「営業の約8割が問題点アリ」:調査レポート(2/2 ページ)
リーテックスは、ゼネコンの営業担当者(発注者との契約)を対象に「建設業界における紙での契約の問題点」に関するネット調査を実施した。その結果、約8割が「紙で契約を行うことに関して問題点がある」と回答した。
約6割が「契約書を紛失したことがある」と回答
「締結した契約書を探すのにどれくらい時間を要するか」では、数時間程度で探せるとの回答が多かったものの、3割程度は1日〜数日以上かかると答えている。締結した契約書が見つからなかったこと(紛失したこと)の有無について聞くと、およそ6割が「ある」とした。
さらに、紙で契約を行うことに関して約8割が、「問題点があると思う」と回答し、紙での契約に対する問題意識は全体的に高いといえる結果となった。
リーテックスは、紙媒体での契約を継続している理由について、「慣れや仕組みを変えるには多大な労力が必要である点、過去に書面化を義務付けられていた点、企業の状況として電子化への対応が難しい場合もある点など、建設業界ならではの理由も相まっているではないか」とまとめている。
「建設業界における紙での契約」に関する実態調査
集計期間:2023年8月15〜16日
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
有効回答:300人
調査対象:調査回答時にゼネコンで営業(発注者との契約)を担当していると回答したモニター
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
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