調査リポート
建設業界の紙契約の問題点をリーテックスが調査「営業の約8割が問題点アリ」:調査レポート(1/2 ページ)
リーテックスは、ゼネコンの営業担当者(発注者との契約)を対象に「建設業界における紙での契約の問題点」に関するネット調査を実施した。その結果、約8割が「紙で契約を行うことに関して問題点がある」と回答した。
リーテックスは2023年9月21日、「建設業界における紙での契約の問題点」に関するネット調査をゼネコンの営業担当者(発注者との契約)を対象に実施した。その結果、約8割が「紙で契約を行うことに関して問題点がある」と回答した。調査人数は300人、調査期間は2023年8月15〜16日。
BIMや3DCADのデータは、「プリントアウトして、社内に保管」が最多
前回行った「建設業界における紙での契約」に関する実態調査では、建設業界ではいまだ紙での契約を取り入れているところが多い一方で、9割以上が「紙での契約には課題もある」と感じていることが明らかになっている。それを受け今回は「建設業界における紙での契約の問題点」に関する調査を実施した。
契約に関する書類は、税法上7年保管する義務があるが、「契約時の関連図書を通常何年保存しているか」の問いに対して、5年に満たない年数の回答もあれば、義務期間以上の長期間保管をしていることが分かった。
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