ニュース
現場作業員からのアナログ報告をDX、「蔵衛門」にクラウド報告機能:現場管理
ルクレは、現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」に現場作業員からの報告を収集・データ集計・書類作成まで一気通貫して効率化できる報告管理機能「ポスト」を2023年6月26日に公開した。現場作業員からの情報をクラウド上に収集、集計から書類作成までを自動化する。
ルクレは、現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」に報告管理機能「ポスト」を追加した。この機能は、現場作業員による「出退勤報告」や「作業報告」などの情報をスマートフォン経由でクラウド上に収集することで、集計から書類作成までを自動化できる。
ポストは、現場作業員側はアカウント登録やアプリインストールも不要であり、人数無制限で利用できる。スマートフォンで指定のURLまたはQRコードにアクセスし、フォームに必要情報を入力して送信。現場監督は蔵衛門クラウドに集まった情報を一覧で確認でき、提出書類も自動で完成する。フォームの質問内容は自由に変更可能だ。テンプレートとしては、第一弾は報告頻度が高い「出面表」と「作業報告書」を公開している。
今後は、「現地調査報告書」「是正報告書」「KY(危険予知)活動表」「施工体制台帳」「出来形管理図表」などのテンプレートを順次追加していく予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 工事写真の7割は情報漏洩のリスク、「蔵衛門クラウド」がアクセス制限機能をアップデート
ルクレは、クラウド現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」に、クラウド上の工事写真へアクセスできるIPアドレスを制限できる機能を追加した。 - 幹線端子の過度な締付け防止やマーキングを一体化 きんでんの「端子締付け管理システム」
きんでんは、電気設備工事の作業効率化を目的に、パナソニック製の充電インパクトドライバーとマーキング用アタッチメントを用いた「端子締付け管理システム」を開発した。 - オールインワン型の建設DXスマホ「蔵衛門Pocket」登場
ルクレは電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad」の新ラインアップとして、建設現場の業務に特化した専用スマートフォン「蔵衛門Pocket」をリリースした。 - 施工計画シミュレーションと重機の遠隔操作システム、大手建機メーカーが提案する建設現場のDX
ショベルやクレーンで豊富なラインアップをそろえる大手建設機械メーカーのコベルコ建機。1930年に国産第1号の建機となる電気ショベル「50K」を世に送り出して以来、脈々と受け継がれてきたチャレンジ精神を胸に、施工計画ができるシミュレーションソフト「K-D2 PLANNER」とリモートワーク支援システム「K-DIVE」の2つのサービスで、建設現場のデジタル化時代に新たな道を切り開く。