LED電球の課題を解消!パナソニックEW社が注力する新型天井照明「LEDフラットランプ」の性能とは?:LED(2/2 ページ)
天井照明でLED照明を使うことが当たり前になりつつある。しかし、近年は従来型のLED照明ではカバーできない大空間で高気密の住宅が増えている。そうした課題を解決できる製品として、パナソニックのLED照明「LEDフラットランプ」が注目を集めている。
さまざまなシーンに合わせて使えるパナソニックEW社のLEDフラットランプ
パナソニック エレクトリックワークス社のLEDフラットランプは、屋内用でダウンライトやダウンシーリング、スポットライト、ブラケット、ペンダント、シーリングファンの6種類を展開している。屋外用も同じく6種類をそろえ、ダウンライト(防湿/防雨型)、スポットライト(防雨型)、シーリングライトブラケット、ガーデンライト、ローボールライト、フットライトと顧客ニーズに合わせた照明器具を選べる。
利用者の好みやライフスタイルに合わせた機能も豊富にあり、外からの光に連動して心地よい照明の色へと変化する「シンクロ調色」、気分や生活シーンに合わせて光りの色をスイッチ1つで切り替えられる「光色切替」といったメニューを用意。さらに、人感センサーや人の色味を魅力的に見せる「美ルック」、ワイヤレススピーカーなど、顧客の要望次第でさまざまな機能を持たせることができる。
また、2023年2月に発売したLED照明器具「LEDフラットランプ光色・配光切替タイプ」は、在宅ワークや子どものタブレット学習などに最適な「パソコンくっきり光」という新機能を備えている。新機能では、約5000K(ケルビン)の色温度と赤紫色を鮮やかに見せる色偏差で黒色を際立たせることで、PCやタブレットのディスプレイに表示される文字をより見やすく照らす。リラックス効果が高い暖色系の光と上記の集中しやすい光を使い分けることで、多様なライフスタイルに合わせた照明提案にもつながる。
こうしたさまざまなニーズに合わせて展開するパナソニック エレクトリックワークス社のLEDフラットランプは多様化するライフスタイルに合わせて、今後のLED市場で普及が進んでいきそうだ。
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