ニュース
店舗のLED化をサブスクで提供 40年先もサポートするパナソニックEW社のLED照明サービス:LED照明(2/2 ページ)
パナソニック エレクトリックワークス社は、店舗などにLED照明を設置し、使用料を月額としたサービスを提供している。店舗側が照明設備を保有しないため、初期費用や管理/保守のコストがかからないのが特長だ。
店内の照明機能を最適化した「コープさっぽろ」
北海道に108店舗を展開する生活協同組合の「コープさっぽろ」は、パナソニック エレクトリックワークス社のサービスを利用して照明を更新している。札幌市中央区のコープさっぽろの「そうえん店」は、2022年10月に開店した新しい店舗だ。
そうえん店の店内は、天井全体に器具本体とライトバー(光源)を一体型にしたLEDベースライト「iDシリーズ」を配し、平台や平ケースといったスポットでは彩光色のスポットライトを設置している。さらに、スポットライト型の空気清浄機「ナノイーX」も設置し、空気を清潔に保っている。
パナソニック エレクトリックワークス社は、コープさっぽろに今後40年にもわたる照明計画も提案している。基本的な契約期間を7年としているが、更新することで、その後も継続的な利用が可能だ。更新の際には、明るさや商品演出などの見直しはもちろん、新しい機器への置き換えも検討される。
LED照明の機能提供型サービスは全国で展開している。コープさっぽろへの導入は、その中でも大規模案件にあたる。パナソニック エレクトリックワークス社は、コープさっぽろでの事例をモデルケースにし、今後はスーパーに限らず工場や事務所など、長時間の照明が必要な施設を対象に営業展開していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- LED照明:「エスコンフィールド HOKKAIDO」の斬新な照明演出を可能にしたパナソニックの照明技術
北海道日本ハムファイターズの新球場として2023年3月に供用開始となった「エスコンフィールド HOKKAIDO」。試合を盛り上げるダイナミックな球場演出には、パナソニック独自の照明技術が多大な貢献をしているという。 - ロジスティクス:京都府南部エリアで野村不の高機能型物流施設「Landport 京都南」が供用開始、島津製作所の一棟利用
野村不動産は、京都府向日市鶏冠井町で建設中の高機能型物流施設「Landport(ランドポート)京都南」が供用を開始した。 - LED:光害に配慮した照明約300台を福井県大野市に導入
パナソニック エレクトリックワークス社は、光害に配慮した照明約300台を福井県大野市南六呂師区に導入した。IDA認証を取得した防犯灯や道路灯、上方光束を低減した施設の軒下の照明などを提供している。 - 空気質:山形県朝日町「空気神社」とのコラボで、美しい空気を次世代に引き続くパナソニック 空質空調社
パナソニック 空質空調社が、日本一きれいな空気を誇る山形県朝日町「空気神社」とのともに、空気の大切さを次世代に伝える取り組みに着手するプロジェクトを開始すると発表した。「空気から、未来を変える。」をブランドスローガンに掲げるパナソニックが見据える未来の空気質の在り方を取材した。 - ロジスティクス:マルチテナント型物流施設「ロジポート多摩瑞穂」が東急建設の設計・施工で着工、2024年6月竣工
ラサール不動産投資顧問は、組成した特定目的会社を通じて、マルチテナント型物流施設「ロジポート多摩瑞穂」を着工した。施設はRC+S造の地上4階建て、延べ床面積16万平方メートルとなる見通し。 - 現場管理:清水建設とシャープの3眼カメラ配筋検査システム「写らく」のレンタル開始、鉄筋検出率99.99%
清水建設、カナモト、シャープは、国土交通省が2023年度内に予定している配筋検査システムの社会実装に先駆け、3眼カメラ配筋検査システム「写らく」を共同で製品化し、カナモトを通じたレンタル販売を開始する。