ライオン新本社など台東区蔵前一丁目の大型複合開発街区名称を「蔵前JPテラス」に決定、日本郵政不動産:プロジェクト
日本郵政不動産は、東京都台東区蔵前一丁目の大型複合開発街区について、名称を「蔵前JPテラス」とし、ライオンの新本社棟の建物名称を「JPライオンビルディング」に決定した。蔵前JPテラスは3棟から成りなり、最高で地上23階建て、総延べ床面積は約9万9700平方メートルで、2023年3月に全体竣工を予定している。
日本郵政不動産は2022年12月9日、東京都台東区蔵前一丁目の大型複合開発街区について、名称を「蔵前JPテラス」とし、ライオン本社オフィス棟の建物名称を「JPライオンビルディング」に決定したと発表した。
蔵前JPテラスはJPライオンビルディングなど3棟の構成
蔵前JPテラスは3棟の構成で、最高で地上23階建て、総延べ床面積は約9万9700平方メートル、敷地面積は約1万4400平方メートルを誇り、2023年3月に全体竣工の見込み。各建物は、延べ床面積約2万9900平方メートルで地上13階建てのJPライオンビルディングと、高齢者住宅や賃貸住宅、保育所、事務所などの延べ床面積約4万900平方メートルで地上23階建ての住宅棟、さらに延べ床面積2万9000平方メートルで地上9階建ての物流棟がある。
名称は多種多様な各用途からつながる交流の場となり、開発コンセプト「ここから、暮らしにたくさんの笑顔を Let’s live with smiles!」を体現する広大な屋上庭園、緑豊かな蔵前の小径をイメージ。シンボルマークは、土地にゆかりのある「蔵」のシルエットをモチーフにしている。
また、物流棟の9階には、テニスコート11面分の屋上庭園を配置。四季折々の花々や果樹などを配し、都心の中で希少な緑の庭園を楽しめる空間とした。庭園南側には、菜園とし、個別に貸し出す32区画の貸し菜園とワークショップ形式で楽しむシェア菜園も用意する。
敷地西側に位置する敷地内通路は、蔵をモチーフとした「蔵エントランス」などデザインコンセプトの「蔵前モダン」を表現する「蔵前の小径」と命名。地域コミュニティーの憩いの場とする。
住宅棟3階には、認可保育園「にじいろ保育園蔵前」を開設する他、JPライオンビルディング1階には幅広い種類のパンを取り扱うベーカリー「TRASPARENTE La Cartolina」がオープン。また、1階には「くらまえ橋郵便局」が移転し、新装後の2022年12月5日から営業を開始している。なお、保育園とベーカリーは2023年4月からのオープンの見通し。
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