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パナソニック EW社が都内で展示場を開業、2種のプロジェクターで空間を彩る方法を紹介製品動向(1/3 ページ)

パナソニック エレクトリックワークス社は、東京・東品川のショールーム「Space Player LAB」をリニューアルし、「BSP-LAB」と名称変更して2022年11月22日にオープンした。BSP-LABは、ダウンライト型プロジェクター「Bio SHADOW」やスポットライト型プロジェクター「Space Player」のさまざまな活用事例を紹介する事業者向けの展示場で、来場は予約制となっている。予約は、パナソニック EW社の社員を介して行える他、専用サイトでも対応している。

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 パナソニック エレクトリックワークス(EW)社は、2016年4月に東京・東品川に開設したショールーム「Space Player LAB(スペースプレイヤーラボ)」をリニューアルし、「BSP-LAB(ビーエスピーラボ)」と名称変更して2022年11月22日にオープンした。

 2022年12月21日にはBSP-LABの記者向け見学会を開いた。会場では、パナソニック EW社 事業・営業企画部 バイオフィリア市場開発プロジェクト プロジェクトリーダー 小島啓吾氏は、建物内に配置された同社のダウンライト型プロジェクター「Bio SHADOW(バイオシャドー)」やスポットライト型プロジェクター「Space Player(スペースプレイヤー)」、ワイヤレススピーカーの活用事例を紹介した。

バイオフィリアの考えをベースに開発された施設


パナソニック EW社 事業・営業企画部 バイオフィリア市場開発プロジェクト プロジェクトリーダー 小島啓吾氏

 パナソニック EW社の小島氏は、「Space Player LABは、Space PlayerのPRを目的とした施設だったが、BSP-LABは、Space PlayerとBio SHADOWを訴求する展示場で、バイオフィリア理論※1に基づいて開発した」と話す。

※1 バイオフィリア理論:1984年にアメリカの生物学者エドワード ウィルソン氏によって提唱された理論で、「人間は生まれ持って自然とのつながりを求める本能がある」をテーマとしている。

 Space Playerは、2014年にリリースされた製品で、照明機能と映像投影機能を組み合わせたライティングが行えるのが特徴。例えば、対象物を明るく照らしながら、その周辺のスペースに映像や商品説明を映写したり、イルミネーションのような動きのある照明光で展示物の視認性を高められる。


「Space Player」

 Bio SHADOWは、2021年6月1日に発売された埋め込み型のダウンライト型プロジェクターで、照明機能と映像投影機能を組み合わせたライティングに対応し、木陰や水面などの映像を投映するのに適している。


設置された「Bio SHADOW」

「Bio SHADOW」の全体

 具体的には、白神山地で収録した木漏れ日の映像やアラスカのオーロラを再現した映像、水面の波紋をイメージした映像といった合計26種類のコンテンツをプリインストールしており、各コンテンツを壁や床に投映することで、リラックスしやすい空間を構築できる他、パナソニックグループのパナソニック映像でユーザーの要望に応じた映像の製作にも応じている。

 「Bio SHADOWのメインターゲットは、高齢者向け施設、セレモニーホール、クリニックといった非住宅施設だが、集合住宅のエントランスでリラックス空間を構築するのにも役立つ」(小島氏)。


「Bio SHADOW」の投映パターン 提供:パナソニック EW社

「Space Player」と「Bio SHADOW」の比較 提供:パナソニック EW社

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