神奈川県厚木市で延べ1.7万m2の物流施設を開発、クレド・アセットマネジメント：リテール＆ロジスティクス

クレド・アセットマネジメントは、神奈川県厚木市で、1社専用型物流施設として「CREDO厚木」の開発を進めている。

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　クレド・アセットマネジメントは、神奈川県厚木市で、1社専用型物流施設として「CREDO厚木」の開発に着手したことを2022年12月13日に発表した。

新東名高速道路「厚木南IC」から約1キロの場所に位置

　開発地は、新東名高速道路「厚木南インターチェンジ（IC）」から約1キロの場所にあり、東名高速道路「厚木IC」から約2.5キロと高速道路へのアクセスに優れる他、国道129号からも近く、首都圏への配送と名古屋・大阪エリアへの広域物流拠点として使える。

　さらに、路線バスの「中戸田バス停」が至近にあり、通勤時間帯には約5〜10分間隔で「本厚木」駅と「平塚」駅発着の便があるため通勤が容易で、雇用を確保しやすい。周辺エリアでは、2024年に竣工が予定されている物流施設で、1社専用施設として利用できる。

　CREDO厚木は、施設面では1〜3階の各階に、倉庫オペレーションに応じたオフィスエリアを設けることで、事務室、休憩室、荷受室など、テナントのニーズに沿った柔軟なエリア設定が可能。加えて、空調、非常用発電機の増設、自動化対応といった幅広いオプションを備えている。

「CREDO厚木」の完成イメージ　出典：クレド・アセットマネジメントプレスリリース

　環境配慮に関して、屋上には太陽光発電システムの導入を予定しており、テナントの再生可能エネルギーの利用と電気料金を減らせる見込みだ。建物のエントランスや休憩スペースには、自然材・再生材を利用するとともに、施設の敷地内で、相模川沿いにある自然豊かな遊歩道につながるリラックスエリアを設け、従業員の憩い空間を提供する。

　敷地内には、周囲に配慮したフェンスを設置するだけでなく、環境に調和する外観デザインや植栽を採用し、地域・環境との調和を図る。こういった取り組みにより、環境認証として、「CASBEE認証」の「Aランク」と「BELS認証」の「5スター」を取得する見込みだ。

CREDO厚木の概要

　CREDO厚木は、S造地上4階建てで、延べ床面積は約1万7000平方メートル。所在地は神奈川県厚木市戸田で、敷地面積は約8000平方メートル。着工2023年9月で、竣工は2024年11月を予定している。

「CREDO厚木」の位置図　出典：クレド・アセットマネジメントプレスリリース