ニュース
ルクレ「蔵衛門Pad」無料アップデート、建設用語3万語を追加:現場管理
ルクレは、電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad」に、建設現場でよく使う「専門用語3万語」を追加する無料アップデートを実施した。アップデートに際し、建設現場の電子小黒板データ306万枚をAIで解析して頻出用語を選出したという。
ルクレは2022年10月27日、電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad」の無料アップデートを実施した。今回は、建設現場でよく使う「専門用語3万語」を追加した。
「蔵衛門Pad DX」の文字入力システムに建設業界用語3万語を収録
同社は現場共有アプリ「蔵衛門クラウド」のデータベースに蓄積された4万7千以上の現場から電子小黒板のデータ306万枚をAI(人工知能)で解析し、建設29業種を網羅する業種ごとによく使われる専門用語3万語を抽出。蔵衛門Padの最新モデル「蔵衛門Pad DX」シリーズに標準搭載されている文字入力システムに収録した。
新たに大量の専門用語を追加したことで、電子小黒板の記入やチャットの入力時にも速やかに変換できるようになった。さらにグローブタッチ機能や手書きの文字入力にも対応し、手袋を装着したままの操作でもスムーズに認識する。
蔵衛門Padシリーズは、2014年の販売開始からの累計出荷台数5万台の電子小黒板タブレット。大手ゼネコンから中小企業まで幅広い規模の企業に導入され、建設29業種の16万を超える現場で利用されているということだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ルクレ、グローブしたまま操作できる電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad」
ルクレは、建設DXを推進してきた電子小黒板タブレット「蔵衛門Pad」のグローブモードを搭載した第4世代モデルと、デュアルカメラ搭載の特別仕様モデル「蔵衛門Pad Tough」を限定販売開始した。 - 電子小黒板用の堅牢タブレット「蔵衛門 Pad」と、工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達2020」の販売強化
ルクレは2019年2月にリリースした堅牢タブレットの電子小黒板「蔵衛門 Pad」の大小2サイズ3機種と、工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達2020」の本格的な販売に乗り出す。同年3〜4月には導入相談や実機デモなどの説明会を要望に応じて、順次開催するという。 - 「蔵衛門クラウドApp」がiPhoneに対応、小規模企業のDXを可能に
ルクレは、現場共有アプリ「蔵衛門クラウドApp(クラエモンクラウドアップ)」のiPhone版の提供を、2022年7月4日より開始した。導入のハードルを下げ、建設DXの推進を支援する。 - 日本リーテックが「蔵衛門工事黒板」と「蔵衛門御用達2020」を全社導入
ルクレが販売する電子小黒板アプリ「蔵衛門工事黒板」と写真管理ソフト「蔵衛門御用達2020」が電気設備会社に全社導入されたという。 - ルクレ、「蔵衛門」をリブランディングし施工管理サービスに
ルクレは工事写真管理ソフト「蔵衛門」をリブランディングし、工事写真を軸とした施工管理サービスへと転換した。第1弾として、施工管理サービス「蔵衛門クラウド」を2021年8月24日から無料で提供する。