電子小黒板用の堅牢タブレット「蔵衛門 Pad」と、工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達2020」の販売強化(1/2 ページ)
ルクレは2019年2月にリリースした堅牢タブレットの電子小黒板「蔵衛門 Pad」の大小2サイズ3機種と、工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達2020」の本格的な販売に乗り出す。同年3〜4月には導入相談や実機デモなどの説明会を要望に応じて、順次開催するという。
ルクレは、建設現場のニーズに応じ、大小2サイズをラインアップに加えた堅牢タブレット「蔵衛門 Pad」の第3世代3機種と、工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達2020」を2018年2月21日から販売し、現在中小の建設会社などで導入が進んでいる。同年3月・4月には、実機によるデモンストレーションも含めた説明会を全国で開催する。
“ゴリラガラス”を搭載した数量限定の特別仕様も
蔵衛門 Padシリーズは、「カメラのいらない電子小黒板」をコンセプトに2014年に上市した工事写真用のタブレット。屋外の工事現場など、過酷な環境下でも使える防塵(ぼうじん)、防水ボディーに、万一の落下時の衝撃を軽減する専用ケースを標準装備している。発売から5年間で、29業種/5万件以上の公共・民間を問わない多様な工事で採用実績があるという。
電源を入れると、タブレット専用の電子小黒板アプリが起動する。縦型・横型を含め、1000種類以上の黒板テンプレートが使え、文字入力も標準IMEに富士ソフトの「FsKaren」を搭載し、年配の現場作業員でも違和感なく使えるように、木製看板と同様の手書き入力に対応している。
また、ユーザーが自由にアプリをダウンロードできない仕様のため、導入後のセキュリティリスクが抑えられ、不正利用を防ぐ。
第3世代の蔵衛門Padシリーズは全3種類。ベーシックな「蔵衛門 Pad」は、10インチHDディスプレイ。細かい配筋断面図や出来形管理図を描くのに適する。CPUもシリーズ中、最もパワフルな2.0GHz/オクタコアと3GB(RAM)で、データ容量の重い設計図をストレス無く軽快に表示。メモリは前モデルの2倍となる32GBで、10万枚以上の工事写真が保存できる。
ひとまわりコンパクトサイズの「蔵衛門 Pad mini」は、8インチHDディスプレイを採用。本体重量も325g(グラム)と軽量化が図られ、片手でタブレットを持って撮影することも可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.