ルクレ、「蔵衛門」をリブランディングし施工管理サービスに:製品動向
ルクレは工事写真管理ソフト「蔵衛門」をリブランディングし、工事写真を軸とした施工管理サービスへと転換した。第1弾として、施工管理サービス「蔵衛門クラウド」を2021年8月24日から無料で提供する。
ルクレは2021年8月16日、工事写真管理ソフト「蔵衛門」をリブランディングし、工事写真を軸とした施工管理サービスへと転換したことを発表した。
第1弾として、施工管理サービス「蔵衛門クラウド」を2021年8月24日より無料で提供開始する。2021年8月16日発売の新製品「蔵衛門Pad DX」と連携して使えば、工事写真を活用して、図面や報告書の作成、管理、共有などが行える。
従来の直観的な操作性はそのままに、場所や時間を選ばず図面や書類を共有できるため、現場監督と全作業員で、報告業務や情報共有がスムーズにできるとしている。また、チャット機能による工事写真の共有ができるほか、約10万現場および1.5億枚以上のデータによる工事写真を自動仕分けするAIなどを搭載する。
同製品は、専用タブレット「蔵衛門Pad DX」「蔵衛門Pad Tough DX」を購入するとすぐに利用できる他、通信料やアカウント料も無料だ。
今回のリブランディングに向け、製品ロゴも一新した。誕生から25年の歴史を持つ「蔵衛門」の名前はそのままとし、「リーディングブランドとして建設DXをけん引していく」という思いを込め「DX」をロゴ内に配置したとのことだ。
同社は「蔵衛門」について、工事写真から始まるさまざまなデータとの連携やビデオトーク(リアルタイム映像)での遠隔臨場機能、職長や職人に向けた撮影専用端末の提供といったサービス拡充を続けていくという。
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