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「蔵衛門クラウドApp」がiPhoneに対応、小規模企業のDXを可能に:クラウド
ルクレは、現場共有アプリ「蔵衛門クラウドApp(クラエモンクラウドアップ)」のiPhone版の提供を、2022年7月4日より開始した。導入のハードルを下げ、建設DXの推進を支援する。
ルクレは、「蔵衛門クラウド」と連携した「蔵衛門」シリーズの最新サービスとして、現場共有アプリ「蔵衛門クラウドApp(クラエモンクラウドアップ)」のiPhone版の提供を、2022年7月4日より開始した。
同社では、個人事業主や一人親方など小規模な組織でも、「iPhone」のような身近な端末1台で建設DX推進に着手できるソリューションの提供を目指したという
蔵衛門クラウドAppは、2022年4月にリリースしたiPad版と同様に、電子小黒板の作成や撮影、写真・黒板・図面などのデータ共有ができる。iPhone版は、「iOS 13」以上に対応している。iPad版や専用端末「蔵衛門Pad DX」シリーズ、PCブラウザ版蔵衛門クラウドとの連携が可能で、プラットフォームを問わず現場関係者とのデータ管理・共有ができる。
同アプリの初期費用は0円で、最低契約ライセンス数もなく、小規模企業や現場判断で導入しやすくなっている。追加オプションとして費用を取られることなく、全機能が月額600円で利用できる。同社によれば、「登録から最短30分で利用開始できる」という。
アカウント登録から最大2カ月間まで「プレミアムプラン」の全機能が無料で試用できる他、専任スタッフによる遠隔サポートを受けられる。
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