みなとみらい大規模開発「横浜コネクトスクエア」に名称決定!2023年7月開業予定:プロジェクト
パナソニック ホームズ、鹿島建設、ケネディクスは、横浜みなとみらいの大規模開発プロジェクトの名称を「横浜コネクトスクエア」に決定した。三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアが出店する。
パナソニック ホームズ、鹿島建設、ケネディクスは2022年10月19日、横浜みなとみらい中央地区37街区で推進してきた大規模開発プロジェクトの名称を「横浜コネクトスクエア」に決定したことを発表した。同時に、三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアが出店することも明らかにした。
地上28階建て延べ床面積約12.1万m2の複合施設を建設
新施設は、人々が集い、つながりが生まれ、新たな未来への懸け橋となるように、横浜コネクトスクエアと命名。「みなとみらい」駅中心エリアに位置し、施設の規模は高さ145.8メートル、地下1階地上28階(塔屋1階)建て、延べ床面積は約12万1700平方メートル。ホテル、オフィス、店舗で構成され、完成は2023年1月を予定している。
低層部には、みなとみらい大通りに面したプロムナードや、既存の街の特徴とリンクする4つの性格を備える広場を整え、その間を商業モールなどがつなぐ。中層部はオフィスフロアとし、中間フロアとなる9階にはコワーキングスペースや貸会議室などを有するラウンジスペースを設けた。20〜27階は、三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアが2023年5月16日に開業予定で、三井ガーデンホテルズとしては神奈川県で初出店となる。
施設の象徴として、みなとみらい大通り交差点側と横浜美術館側の2カ所には、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムなどを手掛けた美術家・野老朝雄氏による外壁アートを設置する。
計画地が位置する「みなとみらい21-37街区」周辺は、横浜美術館やMARK IS みなとみらい、神奈川大学などが近接し、みなとみらい駅と桜木町駅の2駅3路線が利用可能で、桜木町駅からはペデストリアンデッキによりスムーズなアクセスが確保されている。
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