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ドローンを活用した防災教室を小学校で開催:ドローン
パーソルプロセス&テクノロジーは、江東区立豊洲北小学校6年生の児童約150人を対象に「ドローンを活用した防災教室」を開催した。ドローンのデモンストレーション飛行やフライト体験などを実施している。
パーソルプロセス&テクノロジーは2022年9月1日、江東区立豊洲北小学校6年生の児童約150人を対象に「ドローンを活用した防災教室」を同日の2時間目に開催したと発表した。
当日は、瓦礫(がれき)や氾濫した川に見立てた跳び箱やマットを体育館内に設置した。パーソルプロセス&テクノロジーの社員が体育館内でカメラを備えたドローンを飛行させ、児童たちがドローンによる映像を介して上空から要救助者に扮した教員を捜索し、マット裏に発見した。
また、児童5人が代表して実際にドローンのフライトを体験した。ドローンを飛ばして、マット裏に隠れた教員が手にしたパネルに書かれた文字を、ドローンによる映像を介して答えるゲームを実施している。
さらに、2機のドローンを展示し、児童たちが直に機体に触れられる時間を設けた。これらのドローンは、実際に物流や農業で用いられている。緊急物資輸送に使用されているほか、新たな物資輸送の手段として期待されており、農業では農作業の効率化に寄与している。
加えて3時間目には、全校児童約1000人を対象に、映像を交えながらドローンを用いた防災の取り組みを紹介した。
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