ニュース
日鉄興和不動産と三菱地所レジデンスが横浜市で延べ4.6万m2の複合施設を開発:プロジェクト(2/2 ページ)
日鉄興和不動産は、三菱地所レジデンスとともに、横浜市神奈川区羽沢南二丁目で開発を進める複合施設「リビオタワー羽沢横浜国大」の第1期住戸販売として141戸を販売し、うち128戸が成約となった。
空気環境を可視化する空調設備も搭載
5階には、リモートワークや趣味にも対応する「アクティブラウンジ」を設け、室内にはWeb会議などに使える個室ブースも用意する見通しだ。ラウンジ内には、空気環境を快適に保つために空調設備を搭載する。
使用する空調設備は、ラウンジ内の混雑状況やCO2濃度を検知し、換気量を自動調整して、空間の「密」をスマートフォンでどこでも確かめられる機能を備えている。
また、住宅の廊下には、内廊下設計を採用し、ホテルライクな落ち着いた雰囲気の空間を創出する。一方、外構部分には、複数のデジタルサイネージが配置され、商業施設の店舗情報やイベント情報などを発信する見込みだ。
リビオタワー羽沢横浜国大の概要
リビオタワー羽沢横浜国大は、RC造(一部S造)地下1階/地上23階建てで、延べ床面積は4万6307.64平方メートル。所在地は神奈川県横浜市神奈川区羽沢南二丁目508、509、515で、敷地面積は7407.45平方メートル(売買対象面積)。総戸数は357戸(募集対象外住戸7戸含む)。設計・監理はアール・アイ・エーが担当し、施工は熊谷組が担い、竣工は2023年11月下旬で、入居は2024年2月上旬を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 浜松町の世界貿易センタービル跡地に延べ7.3万m2の複合施設が着工
浜松町二丁目地区市街地再開発組合は、東京都港区で、共同住宅や事務所、商業施設、港区文化芸術ホールで構成される複合施設の計画を進めている。 - 大阪市中央区で延べ4.6万m2の複合施設を開発、JR西日本不動産開発
JR西日本不動産開発は、ヒューリックや竹中工務店、パルコとともに、「(仮称)心斎橋プロジェクト」として、大阪府大阪市中央区で複合施設を開発している。 - 延べ36万m2の複合施設「Otemachi One」が竣工
三井物産ビルやOtemachi One タワー、緑地空間「Otemachi One Garden」で構成される複合施設「Otemachi One」の開発が完了した。当初は2020年5月12日に開業予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となり、2020年内にオープンすることになった。 - 東京・豊洲で総延べ13.6万の複合施設を開発、IHIと三菱地所
IHIは、三菱地所とともに、「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」として、東京都江東区豊洲二丁目で開発を進める複合施設が2022年7月1日に着工したことを公表した。豊洲4-2街区開発計画では、豊洲二・三丁目地区における最後の大規模再開発として、豊洲エリアに新たな魅力を創出し、エリア全体の価値向上に貢献する施設を開発する。