コロナ禍で非接触に対する意識が高まったと思う人は70%超え、アスカネット調べ:産業動向(2/2 ページ)
アスカネットは、20〜60代以上の男女726人を対象に、「非接触技術」への認知と意識の変化について、2022年7月4〜5日にインターネット上でリサーチした。その結果、コロナ前と比較して現在非接触に対する意識が高まったと思う人は全体の70.9%を占めることが判明した。
「触れたくないと感じたことがある」と回答した人は40代が最多
「衛生面で公共の場にある操作パネル(コンビニのレジやエレベーターボタンなど)に触れたくないと感じたことはあるか」と対象者に聞いたところ、「触れたくないと感じたことがある」と答えた人は全体の56.2%で過半数を占め、「触れたくないと感じたことはない」とした人は43.8%となった。年代別でみると「触れたくないと感じたことがある」と回答した人は40代が最も多かった。
「今後空中ディスプレイ技術の導入が普及されると良いと思う場所はどこか」と対象者に質問したところ、「コンビニやスーパーのセルフレジ」と答えた人が最多だった。次いで、「公共施設の受付、案内パネル」が15.6%で、「飲食店のセルフオーダー」が13.8%、「改札の切符売り場」が10.2%、「遊園地のアトラクション」が6.5%となった。
「空中ディスプレイ(空中に浮かぶ映像)と聞いて連想するSF映画は何か」と対象者に尋ねたところ、「スターウォーズ」と返答した人が302人で最も多かった。次に、「アバター」は153人で、「ターミネーター」は148人、「マイノリティー・レポート」は106人、「アイアンマン」は96人だった。
「空中ディスプレイと聞いて、イメージするものを教えてください」と対象者に質問したところ、「衛生的」と回答した人は全体の300人で最多を記録した。続いて、「近未来的」は295人で、「利便性」は201人、「省人化」は157人、「セキュリティ面で安心できる」は94人となった。
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