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コロナ禍で非接触に対する意識が高まったと思う人は70%超え、アスカネット調べ産業動向(1/2 ページ)

アスカネットは、20〜60代以上の男女726人を対象に、「非接触技術」への認知と意識の変化について、2022年7月4〜5日にインターネット上でリサーチした。その結果、コロナ前と比較して現在非接触に対する意識が高まったと思う人は全体の70.9%を占めることが判明した。

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 アスカネットは、20〜60代以上の男女726人を対象に、「非接触技術」への認知と意識の変化について、2022年7月4〜5日にインターネット上でリサーチし、その結果を同月20日に発表した。

とくに60代以上で非接触に対する意識が高まっている状況

 調査結果によれば、「コロナ前と比較して現在自身の“非接触”に対する意識は高まったと思うか」と対象者に聞いたところ、「少し思う」と答えた人は全体の38.4%で最多だった。次いで、「とても思う」は32.5%で、「どちらでもない」は17.4%、「全く思わない」は7.4%、「どちらかというと思わない」は4.3%となった。


「コロナ前と比較して現在自身の“非接触”に対する意識は高まったと思うか」への回答 出典:アスカネットプレスリリース

 また、年代別で見ると非接触に対する意識が高まったと「とても思う」人の割合は60代以上が比較的多く、一方で「全く思わない」人の割合は20代が多い結果となり、年代で非接触に対する意識の差がみられた。若年層に関しては、コロナ前からも、非接触に関してある程度の意識があったのではということも推察できる。


「コロナ前と現在で自身の“非接触”に対する意識は高まったと思うか」への年代別の回答 出典:アスカネットプレスリリース

 「コロナ禍で非接触関連の機器やサービスへの自身の関心は高まったか」と対象者に質問したところ、「少し高まった」と回答した人は全体の39.8%で最も多かった。次に、「どちらでもない」は26.2%で、「とても高まった」は17.4%、「あまり高まっていない」」は8.8%、「高まってない」は7.9%となった。


「コロナ禍で非接触関連の機器やサービスへの自身の関心は高まったか」への回答 出典:アスカネットプレスリリース

 「アフターコロナ時代にも非接触技術が普及していくと良いと思うか」と対象者に尋ねたところ、「少し思う」と返答した人は全体の39%で最も多かった。次に、「とても思う」は26.4%で、「どちらでもない」は22.2%、「全く思わない」は6.5%、「あまり思わない」は5.9%となり、全体の60%以上がアフターコロナ時代にも非接触技術の普及を望んでいることが分かった。


「アフターコロナ時代にも非接触技術が普及していくと良いと思うか」への回答 出典:アスカネットプレスリリース

 加えて、年代別でみると、非接触技術が普及していくと良いと思う人は40代が73.3%(内訳はとても思うが35.8%で、少し思うは37.5%)と前向きな人が半数を超え、次いで60歳以上では71.9%(内訳はとても思うが27.6%で、少し思うが44.3%)となった。


「アフターコロナ時代にも非接触技術が普及していくと良いと思うか」への年代別の回答 出典:アスカネットプレスリリース

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