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道路行政ニーズを実現するためFS研究・短期研究を2件採択、国土交通省維持検査・点検

国道交通省は、新道路技術会議において、道路行政ニーズを実現するためのFS(フィージビリティスタディ)研究・短期研究として2件を採択した。

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国道交通省は、新道路技術会議において、道路行政ニーズを実現するためのFS(フィージビリティスタディ)研究・短期研究として2件を採択した。

 国土交通省道路局では、「学」の知恵、「産」の技術を幅広い範囲で融合し、道路政策の質を一層向上させるため、2004年10月より、委員長を東京工業大学名誉教授、神戸大学名誉教授である朝倉康夫氏とする新道路技術会議を設置している。

 また、2022年度から道路行政ニーズを実現するため、本格研究の実施に向けた実行可能性調査として実施するFS研究と、短期的に実施可能な小規模な研究開発である短期研究を通年で4回募集し、合計10件程度を採択する。

 今回、2022年5月末までに応募のあった3件について新道路技術会議にて審議し、ソフト分野のFS研究として、横浜国立大学の田中伸治教授を代表とする「平面交差部の安全性と円滑性を向上させる反転交差点の技術研究開発に関する実行可能性調査」、ハード分野のFS研究として、神戸大学の橋本国太郎准教授を代表とする「レーザーによる高精度形状計測と膜厚計測を併用した非接触ボルト軸力推定法の検討」の2件を採択した。

 2022年度のFS研究・短期研究を引き続き募集しており、2022年6〜8月応募分を9月に審査。同様に2022年9〜11月分を12月、2022年12月〜2023年2月分を2023年3月に審査する予定だ。

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