京都府京田辺市で約24万m2の物流施設を開発、シーアールイー:リテール&ロジスティクス
シーアールイーは、京都府京田辺市で、大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発を進めている。ロジスクエア京田辺は、2棟の大型物流施設から成り、2棟合計の総延べ床面積は約24万平方メートル超えと、開発規模はシーアールイーとして関西エリア最大の開発プロジェクトとなる。
シーアールイーは、京都府京田辺市で、大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発に着手したことを2022年7月22日に発表した。
京奈和自動車道「田辺北IC」から1キロ
京都府京田辺市では、施行者である京田辺市大住土地区画整理組合により京田辺市大住土地区画整理事業※1が進められている。こういった状況を踏まえて、シーアールイーは、2021年6月に同区画整理事業地内の進出企業として、京田辺市大住土地区画整理組合と業務代行者と協定書を締結し、2021年10月から2022年7月にかけて、保留地と仮換地(一部を除く)の取得契約を締結している。
※1 京田辺市大住土地区画整理事業:京田辺市北西部、八幡市岩田地区の南側に隣接する大住工業地域と防賀川に囲まれた面積約13.1ヘクタールの地区を整備する事業。
開発地は、人口集積地である大阪北摂エリアや京都都心部への交通利便性が良好な他、多くの工場と倉庫が立地する大住工業団地に隣接する。
加えて、「都市計画道路3・3・18松井大住線(府道22号線)」を経由して、第二京阪道路と新名神高速道路の「八幡京田辺ジャンクション(JCT)」まで約3.5キロの場所にあり、「八幡東インターチェンジ(IC)の上り」まで約3.5キロのエリアに位置し、京奈和自動車道「田辺北IC」まで約1キロと、高速道路へのアクセス性にも優れる。
さらに、2027年度に予定している新名神高速道路の全線開通(八幡京田辺JCT-高槻JCT間、城陽JCT-大津JCT間)により、神戸から名古屋までがつながり、新名神を軸とした新たな広域物流ネットワークが構築され、交通利便性向上が期待される。
ロジスクエア京田辺は「A棟」と「B棟」で構成され、バス運行事業者との連携により近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画しているだけでなく、従業員の通勤用として、敷地全体で700台分以上の乗用車駐車場と140台分を超えるバイク駐車場を設ける。建物内にはカフェテリアなどのアメニティー施設を配置し、入居企業の雇用確保を後押しする。
ロジスクエア京田辺の概要
ロジスクエア京田辺のA棟は、地上4階建てで、延べ床面積は16万530平方メートル。所在地は京都府京田辺市大住門田他で、敷地面積は6万5997平方メートル。着工は2023年4月で、竣工は2025年2月を予定している。
B棟は、地上4階建てで、延べ床面積は8万7534平方メートル。所在地は京都府京田辺市大住門田他で、敷地面積は3万8624平方メートル。着工は2025年で、竣工は2026年を見込んでいる。
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